12月から2月の手作り市は、…寒い!! のです。
たまに日差しが合って暖かさを感じる日もありますが、そんな日も突然の時雨にご用心。
このお二人は、他のメンバーも加えて服飾の仕事をしておられるのだとか。近い将来婦人服も手掛けたいとおっしゃっていました。
目下メンズ・ファッション中心です。
どちらかといえば、いえ女性を対象にしたものがはっきりと多い手作り市に「メンズ・ファッション」の方が参加です。

左側の方がデザイナーだそうです。お二人ともさすがにおしゃれがきまっていますね。
右の方のコートの下のシャツと上着を見てください。 手作り市には珍しいファッションです。
さすがメンズ・ファッションの仕立て職人。

店の飾りも凝っています。お二人は「ここでは浮いているかなあ。」とおっしゃっていました。
浮いてます!! だからこそいいんですよ。こんなたくさんの出店があるところで、沈んでいてどうしますか?! 「浮いてなきゃだめです。ましてファッションでしょ。・・・、というのが私の意見でした。

小物を展示しているのは紫の三角形のソファーでの上です。テーブルの上には革の敷物。手前のはこれまた古びた骨董的なスーツケース。
そしてこれは年季の入ったくすんだトランペット。
いいですねぇ。
こういう感じ、大好きです。

同じ、智恩寺の境内でも店が建ち並ぶと通路ができて、場所によって人の流れの粗密ができます。メインストリートと脇道と。
ここは普段でも相対的に人の流れが少ないところ。まして今日は「寒い」
お客さんが少ないことに少しだけ凹んでいます。でもね、デビューの日から押すな押すなにはならないわけで。
おっ!お客さんですよ。
手前に映っているのはエプロンです。なかなかしっかりした仕立てをしています。

何といってもお客さんが元気の素。

路面店でお店で来る人を待つだけではなくて、こうして人の前に作品を持ってくる。
お客さんは優しい半面シビアですから勉強になります。お二人も体全体で反応を吸収しています。

手作り市の盛んな京都はモノづくりの人の登竜門になっているかもしれません。
私はそうなればいいなあと思っています。
そしてもっといっぱいいっぱいモノづくりでわくわくした人たちをこのブログで紹介できたらいいなあと思います。
がんばれ若者、そして中高年。いいもの作ろう。そしてお互いの仕事を尊敬し合おう、と独り言を言いながら帰りました。
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/12/23(月) 00:04:02|
- 服飾
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