今度の個展を前後して少しニュアンスの違う写真も撮りたいと思っていて、この方にも協力を要請中なのです。 が、なにしろ忙しくなってしまって、わたしの我儘はなかなかきいていただけそうにありません。

先日、団塊の世代の方とお話しした時に、今の若い人たちは非常に難しい時代を生きているということが話題になりました。そして私たちが経験したのとは違う人生構想をもたないといけないし、またそういうことを模索する人が少なからず出てきているという話をしました。
私は若い作家、職人たちと出会って、ずいぶん鞭撻されてきました。勿論、若い人たちに対して物足りなさも感じるし、不満もあります。が、ただ、異なった時代に生きる者は異なった生き方を模索せざるを得ないし、新たな生き方を切り開いていくものだということは確かなことだと思います。

私には考えられなかったことを当然のように考え行動する若い人たちを見て、とても感心します。
私の学生時代などに比べてずっとしっかりしています。

ある時、かつてポートレートを撮っていたことのある方が、この人の写真を見て「自分もモデルに織機の前に坐ってもらったりして撮ったことがあるけれど、なかなか職人らしい表情をしてもらうことができなかった。このひとはすばらしいね。」と言っておられました。
何か誤解をされたのですね。面白いでしょ?!
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2013/11/16(土) 00:00:40|
- 工芸
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ご来訪ありがとうございます。
「続々と」・・・う~ん、写されてくれる方々に「感謝・感謝」ですね。
職人さんに限らずご自身が取り組んでいることに対する意義をしっかり握っている人、自負心を持っている方々は魅力ある空気を醸し出しますね。技がより高度になればなるほど謙虚さが増すので人柄もすがすがしくなるようにも思います。
そして熱っぽいのがいいです。
- 2013/11/17(日) 09:09:13 |
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- soujyu2 #-
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