「下絵・無線友禅」とこの方の紹介に書かれている。

「無線」とは、下絵に糊を置くことをしないで描くことを意味する。
友禅では染料で上がらを描くときに、たとえはあまり適切でないかもしれないが、塗り絵の枠の線を糊でなぞる。その糊の線が染料がにじみ出すのを防ぐダムの役割をする。
その糊を蒸して流水にさらして落す。染料に染まってほしくないところを糊でコーティングするということになる。
その糊の線を描かないで直接に描くので「無線」
色々お話をうかがう時にはこの方はこの写真のように実に柔和で温厚な方。


私がシャッターを切り続けると、次第に集中されて、おそらくは、いつもの表情になっていく。

こうなると、私はさらにひたすらシャッターを押す。
どうすればこの集中をうつし撮れるか、緊張を見えるようにできるか。
結局この方に促されるままにシャッターを押すことになる。

そして大概いつものことだが、下手な考え休むに似たりで、この方の放つ空気に促されるままに呼吸を合わせて撮っていった方がいいらしい。
周囲には入れ替わり立ち替わり海外からのお客さんが立ち寄るが、私はその合間からひたすらに撮る。

この瞬間がとても楽しいのだから止められない。

私は「秘密保護法案」に反対します。
私たち写真を愛好するモノはこの法案に反対しましょう。
「見るな、聞くな、伝えるな。」 それが「秘密保護法」の中身です。
沖縄にカメラを持ち込めば警察の目が光る。だって沖縄は米軍の島、自衛隊の島、国境の島。
海水浴にカメラは禁物。だってそこには原子力発電所があるから。
飛行機好きは写真を諦めたほうがいい。 自衛隊の航空ショウなど無論ご法度だ。飛行機を写せばP3Cかもしれず、オスプレイだったらどうしよう。
山頂から景色を撮るモノは某国のスパイ扱い。そこには自衛隊の施設があり港には自衛艦が、米海軍の艦船が。 景色の中には原発への進入路が映り、交通体系の「要所」が映る。これを某国に売り渡せば・・・。あなたの背後に警察の目が。
「撮り鉄」の持つ鉄道の時刻表だって「航空機用のジェット燃料」の輸送計画が読み取れるかも。
うっかり東京でカメラを取り出そうものなら、安全保障会議の主要メンバーの車が映り込むかも。彼らの動向は国家機密。
なにが国家機密か分からないからなにも撮らないのが「ご安全」
写真が撮れない社会を作る「秘密保護法案」
私は断固反対です!!。
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/11/07(木) 00:02:17|
- 伝統工芸
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