通り過ぎようとしてふと目に入ったポスター。

「四人分のムニャムニャ」です。

一人ひとりの中に取り込んだものを自分のなかで・咀嚼変形してイメージとして外に出して形象化(形に)されたもの。=作品
体に摂取したものを異化して外に排出された物体=「糞」
∴ 作品=「糞」
見事な三段論法ではないか!?
こういう見事な論理を展開できる人たちを見逃してはいけない。
こういうことの仕掛け人は、非常識極まりない不逞の輩に違いないからである。
その不逞の輩たちの調本らしき人がこの人である。
(右手のある作品の鏡の中に人の顔が映っているのは偶然です。)

なんとも「善良」そうな「張本人」で拍子抜けするくらいだ。
だがまあ、本当に悪い奴は日常は善人の皮をかぶっているから油断がならない。

この4人の「糞袋」たちはどういう集団かと尋ねると、どうやら同じ職場の人間だという。

デザイン会社か何かの同僚なのだろうか?
それが何と伝統芸能を陰で支える職人集団だというのです。 「たたき」をしているんですね。
「絶世の 美女もしょせん 糞袋」とは古い川柳の文句ですが、禅宗では人間はしょせん「糞袋」だと喝破しています。 身分の高貴・卑賤、貧富も美醜も、つまるところは「糞袋」に過ぎずというわけです。

この四人衆は、冒頭の三段論法とこの伝統的教養とを合わせて「四人分の糞」と銘打ったのではないかと想像するのです。
やはり相当の曲者です。
曲者ですかねぇ?!

仲間内のひそひそ場なしは怪しいですよね。
実は大学の後輩が訪ねてきて旧交を温めているのですが。
(⇔)
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/09/15(日) 00:05:23|
- 絵画
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