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素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと   麻薬撲滅に向けて

 今回のイタリア行きで、残念で悔やまれることがいくつかありました。

 旅行に行くに際して、周囲の人たちから「イタリアでもスリや置き引きが頻発しているから、一瞬も油断しないように。」と忠告されましたし、添乗員や現地の案内の人からも・・・中にはイタリア人の案内の人もいて・・・スリ、置き引き、そして「ジプシー(ロマ)」による物乞いや花売りにも気をつけろと、文字通り「耳にたこができる」くらいに繰り返し注意されました。

 中には日本人も加担している集団もあって・・・。
 旅行鞄や地図を持って旅行者を装って・・・。
 親切に道を教えるふりをして・・・。
  などなど。

 鞄は背中にではなく、胸の前に抱えて。ズボンの後ろポケットに財布を入れない。
 多額のお金を人前で出し入れしない。   などなど。

 実際私が参加していたツアーのなかにスリの被害に遭いそうになった人が二人出ました。
 何という高い確率でしょう。   (実は私の娘は中欧に行った際に置き引きに遭っています。)

 そんなわけですっかり「渡るイタリアは盗人ばかり」とすり込まれてしまいました。

 「あなたは日本人ですか?」   と声を掛けられました。可愛いイタリアの女性からです。
 ・・・・あなたに美人が声をかけて来たら「危険信号ですよ!!」(だって、普通ならあなたに美人が声をかけてくるはずがないじゃないですか?!!!)

 「麻薬をなくすための署名を集めています。署名してください。」というのです。幾分たどたどしくはあってもよく分かる日本語です。
 そこで案内されるままに交差点の角に行くと机に色々な文書やパンフレットが並べられて、署名用紙がありました。既にいく人もの人が署名しています。そこにはたくさんの日本人の名前が見えます。

 「カンパもお願いできますか?」・・・・・ほら!!来た?!  これが狙いなんだ!!

 カンパの欄には、20ユーロ、10ユーロと書きこまれている。 20ユーロだと日本円で2600円余り。

 私も日本では色々な署名集めやカンパ集めをした経験がある。核兵器廃絶、米軍基地撤廃・・要求が何であれ、100円、200円ののカンパがせいぜいで、500円硬貨を入れる人なんてまず見たことがない。そんな日本人がイタリアに来て・・・可愛いイタリアのお嬢さんに声を掛けられて、気分が舞い上がっているのかどうか・・・2000円以上ものカンパをしている。 完全に日本人がカモにされている?!

  ?!?!?!

 DSCF2226 - コピー

 彼女の胸にはIDカードがつけられ、テーブルの中央には市当局から、この場所にテーブルを置いて活動して良いという許可書。

 詐欺をするものが「写真撮っていい?」  の注文に ピースマークに笑顔で答える?!

 それでも疑わなくちゃいけない?!

DSCF2225 - コピー


 言葉ができないために主体的に判断できないもどかしさ。自分が今この目で見ていて、この人がどんな人か自分の評価を信じられない自身に対しての苛立ち、怒りが湧きました。

 疑いの気持ちを振り切って、・・・おそらくは麻薬を含む犯罪の多発に苦しむイタリアの現状と闘おうとするこの人たちの思いを感じて・・・署名、カンパをしました。 そしてイタリアの「素敵な人」の活動を日本に紹介しようと「撮っていい?」と話しかけました。

 このあとローマでは、ボローニャ大学でイタリア語を学んでいるという可愛い日本人学生が「お写真を撮りましょうか?」と声をかけてくれました。
 留学生にとって外国で日本人に出会い日本語で会話することは懐かしいだろうし、同胞に親切にしたい気持ちがあったのだと思います。
 少しばかり立ち話をしたうえで、断る理由のないその撮影をお願いしなかったのです。刷り込まれた警戒心が心理的に抵抗感になっていなかったといえばウソになります。なんて悲しいことでしょう。
 その日本人留学生に申し訳ない気持ちで、しばらく滅入りました。

(⇔)
DSCF2157 - コピー

(⇔)
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(⇔)
DSCF2165 - コピー

テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真

  1. 2013/08/13(火) 00:03:23|
  2. 人物
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

こんにちは!

何時も楽しくお邪魔しています。
おじゃましながら懐かしくベネチァを思いだせました。
以前息子とツアーで駆け足旅行しましたが残念ながら震災で一枚も写真が残っておりません。
安心して旅行したいですよね。
イタリアどこに行っても素敵でした。


  1. 2013/08/13(火) 09:56:49 |
  2. URL |
  3. ノンビリサン sachiko #hL35oDYE
  4. [ 編集 ]

猛暑お見舞い

 コメントをいただきありがとうございます。
 大切な息子さんとの思い出の品が失われたことについて、返す返すも残念なことですね。
 私のイタリア旅行もかけ足でしたので、ごく一部を表面的に見てきただけでしたが、貴重な体験ができたと思っています。
 イタリアの明るさはとても愉快でした。
 またそちらのブログにもお邪魔します。

  1. 2013/08/13(火) 15:01:49 |
  2. URL |
  3. soujyu2 #-
  4. [ 編集 ]

なんか疑うのって嫌ですね(>_<)

けれども、日本と違うんだと思うと仕方ないんでしょうかね(^_^;)
  1. 2013/08/14(水) 21:30:26 |
  2. URL |
  3. ちょーみん #5lDNG.oQ
  4. [ 編集 ]

ちょーみん さんへ

 疑うべき事実がある場合にも疑わないのも具合が悪いですが、なにか自分で判断できないまま、やみくもに疑うのは、これまたイヤですね。

 日本は安全だといいますが、大阪のひったくりや自転車の「寸借」という名の窃盗の数の多さを耳にしたりすると、日本だけは他国と違うんだとばかり言ってはいられないようにも思います。残念ですが。

 もし旅行にいって被害に遭うと、それ以後ずっとその国の人々に対して何か不愉快な気持ちを抱えてしまうでしょうから、自分自身もきちんと「防衛」して楽しく旅を終えられるのが一番いいですね。

 
  1. 2013/08/14(水) 21:54:19 |
  2. URL |
  3. soujyu2 #-
  4. [ 編集 ]

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Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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