この部分が、鉾を建てる時に重要な役割を果たします。
ここに金具を使わず太い丸太や竹の板、ロープを巧みに使います。ハイテクはありません。ローテクの実力です。

強さと美しさ。 見事ですね。 でも、今年の縄目はどことなくバラツキと緩みがあるように、私には見えます。素人の気のせいでしょうが。 先輩から後輩へと、この縄を縛る技は引き継がれていきます。
(⇔)

「おにいさん! 写真を撮っているんだけど、お兄さんを追っかけてとってもいいかなぁ?」と頼んで「追っかけ」を承知してもらった若者です。
(⇔)

こうした何人かの若者が、この伝統の技術を受け継ごうとしています。

それにしても「組む」と「縛る」で、この何トンもの鉾を作ってしまうのです。しかもそれはじっと置かれているのではなくて「巡行」しなくてはならないのです。
解体し、保存し、来年再び組むことを前提としたシステムです。
藁で編んだ縄は廃棄できます。
合理的ですね。

大先輩たちの中で、よく話を聞きながら真っ先に体を動かす若者の姿です。

先輩とのやり取りも楽しそうですね。


テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/07/15(月) 00:03:55|
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| コメント:5
初めまして!
祇園祭の写真、とても素敵ですね!私も鉾が立つ過程を撮りに行きたいなぁと
思いつつ、今年も逃してしましました、、
またお邪魔させていただきます。
- 2013/07/15(月) 01:21:21 |
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- ソラ #-
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とても素敵な写真です。縄の美しさ、青年の笑顔の素敵さ。とてもよかったです。
昨日祇園祭の宵宵宵宮に行ってきました。月鉾も写真に撮ってきましたが、すごい人出でゆっくり撮ることはできませんでした。
鉾立も見に行きたいのですが、なかなか平日にはいけないので行くことが出来ません。でも、この写真を見て、是非一度撮りに行きたいと思いました。
- 2013/07/15(月) 10:16:54 |
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- kimさん #-
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はじめまして。
コメントありがとうございます。
来年こそはぜひ鉾立ての様子をご覧ください。
といってもなかなか休みの日とうまく重ならなかったりして難しいですよね。
私は天の邪鬼なせいもあって準備や後始末の過程に人の姿を見るのが好きなんです。
私もお邪魔させていただきます。よろしく。
- 2013/07/15(月) 10:29:55 |
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- soujyu2 #-
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こんにちは。
皆活き活きとした表情で良いですね。
ただ,私にも縄がちょっと弛んでいるように見えます!
茨城県石岡市の常陸総社宮大祭が立派な幌獅子と出し山が何十台と出る大きなお祭りなのですが、組み立てのけん引もすべて人力。皆お祭りが大好きで小さな子からお年寄りまで総出で祝う姿はなかなか素敵です。
ただ,昔は喧嘩祭りのような所もあって、京都の祇園祭とは少し趣が違いますが。
- 2013/07/15(月) 14:52:09 |
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- yokoblueplanet #-
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コメントありがとうございます。
「日本三大祭り」などという言葉がありますが、そういう都や権力の地で栄えた祭りもさることながら、地方地方に大切に引き継がれ、町ぐるみ村ぐるみで「祭り」に熱中するどの祭りも、熱いですよね。
磐田市見付の「はだか祭」、それが私にとっては一番の祭りです。
私の従兄とその息子、義理の弟とその息子、それぞれ親子そろってそれぞれの地の祭りに打ち込んでいます。
- 2013/07/15(月) 21:39:39 |
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- soujyu2 #-
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