合唱の声は素晴らしいです。男声もしっかり声を出しています。
担任の先生の評価につながるのだそうで、先生方の熱心さもかなりのものだそうです。が、それだけではない学生たちの意欲を感じます。
(教員に対する管理職の評価はなかなかシビアなものがあるそうで、ことに前任の校長の前では相当ピリピリしていました。)
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放送や記録写真・ビデオ撮影なども皆、学生がします。
・・・ちなみに私のパソコンの不調など理系の学生が来てちょこちょこっと調整してしまいます。こんなことで困っているんだけど、とある学生につぶやけば、学生のネットワークで、面識のない学生が「困っておられるとお聞きしましたので」と、突然現れて解決してくれます。
教師の役に立つこと、教師に親切にするということは学生にとっては喜びのようです。それは何か利害によるものでもなく、学校の指示でもないのです。
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指揮をしている学生の過半が女性でした。
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中学1年生です。この指揮者の服装を見てください。そして威風堂々とした指揮ぶり。
指揮台に立つ前に我々の前を通り過ぎるのですが、きちんと礼をしていきました。
彼に限らず、指揮を学ぶ塾に小さな頃から通っている学生がいるのだそうです。だから本格的ですし、コンサートを聞きに行った経験を持っているのでしょう。
「本格的」なものを見たり聞いたりして、それに憧れそれに近づこうとしていることを、茶化さないでリスペクトできる文化があります。
私が、それが大切だなあと羨ましく思いました。
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閉会です。実に整然として、快い緊張感のあるコンクールでした。しかも、歌も指揮も、出入りも、鑑賞態度も、とても良好でした。
このあと彼らは修学旅行に出かけます。
そして全寮制の彼らは、しばし家庭に戻ります。・・・高3生を除いて。
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テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/07/06(土) 00:03:50|
- 瀋陽
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