竹細工です。
竹細工と言うと竹かごや、竹で編んだ箱などを思い浮かべます。垣根やいすなども竹で作ります。結界や屏風のようなものも竹で作られます。
竹の世界は広いようです。
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お昼の休憩タイムに近いようでしたが、立ち上がろうとするのを再び作業を初めて見せていただきました。

竹を割って、一定の幅の材料を作って行くわけですが、

編む前の段取りにずいぶん手間暇がかかるわけで、・・・・。

割った竹の幅を整えるために、二本の小刀を台木にうちつけていきます。
この小型の間を通して一定の幅と厚さに整えるわけです。

竹の肉の部分を削り落していきます。
ディスカウントショップなどの安価な竹かごなどは、竹の肉の方で作られているのだそうで、こちらは川の部分を使います。当然艶が違います。

肉の部分を削りますが、一定の厚さに削ることができた時にはこのように真円になります。

いま作業を見せていただくために、大急ぎで削った方は、真円になりません。
・・・・という説明をしていただいているのですが、私ならこれで十分と思ってしまいます。
編んだ後に「それはきちんと結果として現れる。」んだそうで、そこに妥協がゆるされれないわけですし、精度の高い技能が求められるわけですね。

「編む」作業に私たちの目はいきがちですが、そこに至るまでにいかに素材を丁寧に、細やかに精度高くつくっておくかに作品の良しあしが懸っているとのことでした。
「竹を編んだ時の目に違いが出るんですよ。」

1952年4月28日は、前年に調印されたサンフランシスコ平和条約の発効した日です。
そこで安倍自民党内閣は、この日が「独立を回復した記念すべき日だ」などと愚かなことを、いえ、意識的な嘘を言い始めています。
琉球列島、小笠原諸島、そして千島全島を他国に譲り渡すことを条件に、またそれまでの連合軍の占領とほとんど変わらない他国軍による日本制圧状態を続けながら、それを「独立」と意識しうるほど彼らの主権意識、独立心は歪んだものです。
だからこそ沖縄の米兵が外出を制限されたはずのその翌日に基地の外をうろうろしても、見知らぬ人の部屋に入り込んでも、約束に反してオスプレイが飛行しても、微塵も主権を侵されたなどとは思わないのです。彼らは大方の庶民と言うべき国民の生命や財産を守ろうという気持ちはありません。
彼らはご主人に仕えてこそ政権を維持することができ、パトロンたちの御用を勤めることこそ自分の存在理由だと心底思っているからです。
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- 2013/04/26(金) 00:00:40|
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