
他の分野の文化と同様、食文化も各国でずいぶん違うものだそうです。その点でいえば日本は食べることに関してとても多くの機会のある国なんではないでしょうか。
家庭でさえも、家庭料理としての日本料理がありますし、そこに中華、洋食を取り入れて、実に様々なメニューが食卓にのぼります。 もっともこれは我が家のことではなくて、一般的にはという意味ですが。

ブログを見せていただいても家庭料理の様々なレシピの紹介や、食べ歩きの記録がその料理の種類の豊富さを教えてくれます。

私には美食道楽はありませんので、高級料理店にいって舌鼓を打つという結構な経験はほとんどありませんが、それでも街に出れば、和洋中に南米やアジア諸地域の料理などに触れることができます。

残念ながら、私はどんなものでもおいしく頂けるというタイプではなくて強い香辛料や強い酸味はとても苦手ですので、アジア諸国の食べ物にはしり込みしてしまいます。
でも上海料理を日本人の舌に合うようにアレンジしてくれたり、「上海風にしてください。」といえば「どうです?! これが上海風ですよ。東北風が良ければもっと辛く、塩分も強くしますがどうですか?」と、色々わがままも聞いてくれる。こうしたお店があるとありがたい。

先日も「クミン」をきかせた料理を出していただいて、「この風味だなあ、瀋陽の味は。」と懐かしく思い、「美味しい!!」と思わず言ったあとで、でも毎日この味と香りで少々まいったんだよなあとあの日々を思い出しました。
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別の日の「バンバンジー」の刺激的辛さと鳥肉のジューシーさも楽しめました。
酢豚もまた「酢」にとげとげしさの無い良い「酢」が使われているようで、豚肉のボリューム感と柔らかさもバランスが良くておいしく頂きました。黒酢は中国のもののようです。
「再一定来」・・・怪しい中国語です。
- 2013/04/23(火) 00:04:48|
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