考えてみれば不遜なことをしているのかもしれません。
プロであれ、プロを志望している人であれ、そしてまたアマチュアであれ、絵を描く人の写真を撮らせていただくなんて。
特に何も特別な撮り方をするのではないにしても、・・。
というような雑念?はしばらく脇に置くとして、
これは!という「素敵な人」に、素直に「写真を撮らせてくれませんか?」とお願いして楽しく撮る。
それで行こうと思います。

この方は中国遼寧省瀋陽市出身の画家です。

私は運命論者ではありませんが、この方にお会いした前日に瀋陽出身の若い友人と寂しくなるお別れをしたばかりでしたので、その翌日にその瀋陽出身の方に出会うなんて・・・と驚きました。

その「再見」といってお別れした若い素敵な瀋陽出身の友人にフジx10を勧めたら、フジx10を使って作品づくりをしているポーランの出身の写真家に出会い、こうして新たに瀋陽出身者と遭遇する。なんだか奇妙な気持ちです。
この方の作品は「フグ」を描いておられます。それらのフグたちの表情の面白いこと。
見当違いだとお叱りを受けるかもしれませんが、上等な風刺漫画を見るようです。
体を半分砂に埋めたフグたち。ずいぶん何かモノ言いたげですねぇ。

来日15年だそうです。

私は、食べ物が合わない、言葉が・・・などと言って、貴重な経験ともなり、とても意味のある仕事のチャンスを自ら放棄している人間ですから、こうした方に出会うとひときわ魅力的に感じてしまいます。
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/04/21(日) 00:05:09|
- 絵画
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