京都文化博物館を中心に、クラフト展が開かれ盛況だった。
一昨日、昨日の方々もそこに出店されていた方です。
この企画に「推薦」」で出店されている方々がおられます。どういう主体が推薦されているのか、私にはつまびらかではありませんが、一昨年、七宝焼きの若い職人が出店されていて私は今でもその方の「追っかけ?」をしているわけなんです。以前このブログにも登場していただいた小野正人さんというかばん作りの方も今年出店されています。この方はパリコレに合格されている実力者です。
この会場で、同じように推薦で陶器を出店されている小野さんに出会いました。
清水焼の修行をしてきた方です。

こうした作品を前にしているのですから、是非ともカラーでご紹介すべきなんですが・・・。

どうも私は愛機のことをよく理解していないようで、うまく再現ができないのです。

この方の作品は深い青。群青と言うべきでしょうか。
私は一目見た時に「これは平山郁夫のシルクロードだな。」という印象を持ちました。
平山氏の砂漠の夜を描いた絵をすぐに連想したのです。

「最近は青から茶に移っているんですが・・・。」と。
実に深く味わいのある色ですし、形も奇をてらわぬよいものです。
「鯛の刺身を並べたい。」「桜の小枝を置きたいなあ。」・・などと様々な連想が浮かびます。
調理人や活花をされる方が創造意欲を刺激される色ではないかと思いました。

つい数日前に岐阜の作陶家のコーヒーカップを2脚購入していなければ、すぐさま買い求めたいものでした。
それにしても「推薦」を受けて出店されている方なのですが、その謙虚な姿勢には大変に好感を持ちました。
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テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/04/09(火) 00:01:24|
- 陶器
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