大学で自由であること、その自由をワクワクして活かせること! それは素晴らしいことですね。
(⇔)

彼女たちが描いているものを見て「オオ、いい感じじゃない!!」と声を掛けている先生です。
まあ私には絵の良し悪しは分かりませんが、彼女たちに対する周囲の目は好意的です。
なんといっても・・ライブ出会って経過そのものが表現だとは言え、・・・作品は完成していませんしね。



この人たちの作業服が魅力的です。これ自体がアートです?
彼女たちの学生生活を物語っていますね。いいなあ。

こうして話す友人や教師がいて、のびのびと表現できる。大学はそんな場であってほしいですね。
無論、小中高も!!

彼女たちの作品は制作の途中でして、実は時間がなくてペインティングまで、そして完成までは見ることができなかったことが残念でした。
後日、完成した絵の写真を送っていただきました。
![IMG_8107[1] - コピー](https://blog-imgs-36-origin.fc2.com/s/o/u/soujyu2/20130226215146b50.jpg)
![IMG_5664[1] - コピー](https://blog-imgs-36-origin.fc2.com/s/o/u/soujyu2/201302262151311c8.jpg)
やりましたねぇ。
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左手にある建物の中で日本画と洋画の展示がされています。なかに福島原発の内部を見あげるヘルメット姿の男性たちを描いたものがありました。画面全体にはまがまがしく『垂れ』ている絵の具の筋や、空間には違和感・拒否感のある浮遊物が満ちています。その中で男たちはこちらに背を向けて見上げ、立ち尽くしています。
その横には子供たちが遊ぶ姿が同じように描かれています。どこにもスローガンじみたものは書かれてていません。むしろ日常の淡々とした時間の流れ、状況が描かれています。しかし、激しい色遣いも形象もない中に、深い不安と憤りを感じさせます。
この間、色々な場所で、多くの絵を見ましたが、こうした主題でしかも絵画性をもって描かれている作品には出会うことはあまりありませんでした。
原発や沖縄や労働の場の不合理さなどを・・・直接に具体的に主題としていなくても、「現在」は描けるという立場もありましょう。が、あまりにそうしたことが描かれなさすぎるように思います。 各大学も芸術界も、そういう状況だということに、いささかのいらだちを感じます。
現実的「現在」を、「描かずには居れない」という知性と感性が、芸術界には乏しいんじゃないかと、ふと感じられてしまいます。
で、私の写真は・・・・?
滋賀県立近代美術館に「ハービー山口写真展」を見に行って来ました。
大変に力のある写真だと思いました。ロベール・ドアノーの写真展と並んで心に染みました。
「写真家」と呼べる人がいることに希望を持ちました。
山口氏には東北の震災・原発事故に向き合う一連の写真が展示されていましたが、「人を撮る」ことを通じて表現されていました。
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/03/22(金) 00:01:04|
- 絵画
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