ギャラリー知で絵画と音楽のコラボレーションがあった。
このイベントの企画は女子大生だという。
バイオリン演奏や、管楽器の五重奏など、多彩だ。
そこで演奏される何曲かは、男子学生の作曲によるものだそうだ。
私はこの企画に遅れてしまい、既に管楽器の演奏者が控室に下がったあとだった。
そこに幾人かの人が、それまでの楽しい雰囲気を体にまとわせながら、あちこちで数人ずつが話していた。
中に、この日演奏したのではないらしいコントラバスの奏者がいて、「是非とも・・」という周囲の求めで、ケースから楽器をを取り出してくれた。そして、「う~ン、何を弾こうかなあ。」とほんの一瞬思案して、弾きだした。
すると、・・・。

コントラバスの独奏を聞く機会はめったにないと思うのですが、なんてラッキーなんでしょう。

ジャズナンバーも演奏してくれてギャラりに残った者たちはご機嫌です。オーケストラの中で演奏されることも多いのだそうですが、ジャズなどのステージで客とのやり取りをしながらの演奏の経験を持つだけあって、表情も豊かです。

それにしても、誰かが楽器を持てばすぐにそれに応じて別の楽器を使えるというのは羨ましいですね。
日本も少しずつではあっても「文明から文化」の方向に進んでいるということでしょうか。

この方は、古い言葉でいえば「画学生」です。

ちょっといいムードですね。
ギャラリー知もこうした企画によって、さらに多くの方の文化の結集地になって行くのでしょう。そしてこうした若い人たちの創造意欲やイメージがマグマのように混合して新しいエネルギーを生むのでしょうね。
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/03/15(金) 00:05:56|
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