この方には前回、北山の手作り市でお会いした。その時にはお二人だった。今日はお一人。

ブログでは「mana」さんです。デコレーションしたスイーツのアクセサリーを作られています。最近よく見かけます。可愛い路線ですね。
男性が拳銃や銀製のドクロをぶら下げたがるのと表裏なんでしょうか。
私の趣味の領域にはありません。けれど確実に需要はあります。三条寺町を少し西に行ったところにはそういった商品を集めたお店があります。いつも若い女性が店内に見えます。

小さなキウイの断片やイチゴが盛りだくさんにデコレートされています。キウイの種の一つ一つを手書きし、パーツを手作りしているんだそうです。

この日アメリカからのお客さんに買い求めてもらったようですが、人に認められ受け入れられる喜びは大きいでしょうね。

私たちの世代の、ことに男性は、何か仕事を選ぶときに「こういう仕事をして30年後には、どういうものになっているんだろう(あるいは、なりうるんだろう)」と考えました。
周囲もそう見ていたと思います。20年後、30年後に社会の中でどう存在意義を持って自分の立ち位置を作っているか、それが意識されていました。
そのために「気宇壮大な志」を持つことを、カッコいいと思っていたところがあります。
それが、多くは「体制内化」してしまい、志に照らして「言い訳」の多い世代に見えるようになり、若い世代の志の無さを批判する嫌味な世代にも見えるようになったのだと思います。
「言ってることとやってることが違うじゃん!」と。
こういうことに関しては私は色々考えてみる必要があると思いますが、
「ところがどっこいその『志』の根っこは生きている」という人があちらにもこちらにもいて、実にカッコよくやっているのです。まあ、その一方で「根ぐされ」してしまった敗残兵の山を見るのはつらいですけどね。

世代ごとに生き方はあるということですかね。
私たちの世代の女性たちが、これほど自由に闊達に「自分のやりたいこと」に率直に従える環境に置かれていたら、あの人は、この人は、もっと・・・・、と思ってしまう面がありますね。

それにしても、こんなに若くて、直接に自身を社会にさらして、自分の道を切り開くということは、やはりえらいといっていい面があると私は思います。私にはそういう展望も気がいもなかったですからね。(ただ、ことの反面があるということは・・・。おじさんはなんでも難しく考えるんです。)
で、思わず「頑張れ!!」ということになってしまいます。
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2013/03/14(木) 00:05:53|
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