この人をどう評したらいいのでしょう。
率直に言って「驚きました」。

何をされている人かと言えば、アジア(ことにタイ)で見つけた天然石などをパーツにしてアクセサリーなどを作っているのです。
神戸の方なんですが、タイのカレン族やモン族が大好きなんだそうでして、お話している間にも何度も「ああ、タイに行きたい。」と漏らしていましたから、よほどお好きなんです。

この方の活動はアクセサリー作りからはみ出ているようです。

でもいかんせんそういうことを判断する知識も力も私にはありませんので、そういうことであれこれコメントできないのですが!!!
「ただ者じゃない。」のは確かなんだと思います。
と、いうのはアクセサリーを並べた店の前に置かれた鞄。その上に無造作に広げられた写真。まさに無造作に・・・値段のシールこそ張られてはいても、いったい売る気や見せる気があるのか疑ってしまうように・・置かれた写真を見てびっくりなのです。
写っているのは実に様々な珍しいキノコです。この方、ちょっと乗り遅れた流行語を使うと「木の子萌え」の方なんです。しかも尋常な知識ではありません。そして何より、知識が尋常でないということもさることながら、写真の美しさ、これです。

そしてその写真について自分は特段意識して撮ったわけではなくて、ただひたすらきのこが好きだから撮ったといわれるのです。が、イヤそんなレベルではないと私は見ました。

おそらく積もった枯れ葉に腹ばいになって撮っているんだと思います。最近は「バリアングル」などといって液晶画面を色々な角度に曲げて見られる物がありますから、それらを上手に使っているのかもしれませんが。枯れ葉の下はじめじめと湿っていて、葉の下にはいろいろな生き物がうごめいていることでしょう。「ふと気がつくと手の下にナメクジがいて・・。」なんて言っていました。

色彩も構図も光も、「お主できるな!」の一言です。
色々な分野の作家をコーディネートしてのイベントをサポートするようなこともしているようです。
こういう人と出会えるなんてなんて楽しいのでしょう。
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/03/13(水) 00:03:34|
- 装身具
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