「木の料理人」

銘木を張り合わせて独特な曲線を生み出し、髪止めを作るのです。
実は私は、この独特の曲線をもった木工製品を、以前から見てはいたのです。ですが、それがどのような用途のものか、即座には思いつかず、いつも店の前を素通りしてきたのです。
木肌の磨き抜かれた美しさにはひかれていたのですが、何かもうひとつすとんと心の落ちなかったのだと思います。
一枚目の写真の左の方に立っている女性が見えますか。実はその方は以前写真を撮らせていただいたかたで、アクセサリーを作っておられる方なのです。
中国から来ておられる方で、最近私はすっかり「追っかけ」になっているのです。
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で、・・・「追っかけ」といったって、大変働き者の彼女は、私が行く先々の手作り市に、「雨にも負けず、風にも負けず」に出店されているので・・・いつもご挨拶するのですが、・・・。

きょうは、こちらのチョイワル紳士から「昭和〇〇年くらいの生まれか?」と実に的外れで心外な御質問をいただき、それを機会についつい打ち解けたお話をさせていただいたのです。

この方は京都ではちょっと何知られた会社を、故あって早期に退職され・・・お子さんの独立が期だと、ご本人がおっしゃっていました・・・、その後やってみたかった木工を始められ百貨店などにもよく招かれる、知る人ぞ知る著名な作家さんである。

どんな髪でも一本の髪止めでとめるという、そういう髪止めを工夫されるためにご本人も髪を伸ばしてきたのだそうな。
もともとの職場も時代の先端をいく所が多い分野のものであったためでしょう、なかなかのお洒落で、ダンディーです。

カメラにも大変お詳しい。だって、旧職場が〇〇〇ですからね。
私など「写真を撮って楽しんでいる。」なんて、それを知らずに話したものだから冷や汗一斗デス。
- 2013/02/24(日) 00:05:37|
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