古書店 と 古本屋 では、ずいぶん響きが違うように思います。
ご主人のぐるりをすっかり取り囲んだ書物には「寛政」や「天保」の文字が見えます。

池大雅、葛飾北斎などの名前もさることながら、お茶、書、兜や織物などなどありとあらゆる分野の古書があります。

最近発行された本で「読んじゃったから買って。」と持ちこまれた様な本はありません。

京都には大学もあればお寺の本山もたくさんありますし、お茶の家元も表や裏などがあります。
ですから「ある宗派に関するものばかりを扱っても商売が成り立」つらしい。
ですが、こちらは相当守備範囲が広い。ずいぶんの勉強が必要だろうと思うし、古書店の主人ともなれば十分に知識人の一角を占めておられると思う。

実際お話をうかがっていても面白いこと限りない。
「またぜひおいでください。」などと名刺をいただいたりすると、つい調子に乗って幾度もお邪魔してしまいそうだ。

このお店の建物についても色々興味深いことを教えていただいたが、どうぞ実際に足を運んでご覧になることをお勧めします。その際に、入り口の戸にはめられた大きなガラスにも是非目を止めていただきたい。

やっぱり京都は奥が深い!!
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2013/02/06(水) 00:05:53|
- お店
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| コメント:2
はじめまして。
店内の雰囲気いいですね、古書の香りがしてきそうです。
でも何よりも、ご主人がいい顔をされていてそれが印象に残りました。
このような古書店は、時代小説を書かれる作家さん方も
利用されるんでしょうね。
確か池波正太郎さんは、京都によく行かれたようですが・・・
また、素敵な人たちに会いに来させていただきます(^^)
- 2013/02/06(水) 04:35:50 |
- URL |
- Mika #GmSQBN1s
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はじめまして!
訪問いただきありがとうございます。古書店の御主人様な方に出会ってい色々な興味深いお話を聞かせていただくと、つい写真を撮るのも忘れてしまいそうです。
どうかこれからもよろしくお付き合いください。
- 2013/02/06(水) 10:37:59 |
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- soujyu2 #-
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