全国各地にこうしたグループや催しがあるようです。
かつてテレビ番組の中で中学生が「ソーラン」を踊ったのを見た世代が成長してきているのでしょうか?
エグザイルのようなダンスグループへのあこがれもあるのでしょうか。参加型のこうしたダンスっぽい舞が流行っているようです。 伝統的な要素も含めて衣装の華やかさ化粧の大胆さなど若者の琴線に振れるのでしょうね。
京都府庁の庭での演舞です。

チームの名前を「大曇天返し」といいます。
「四竹」という楽器をカスタネットのように手で挟んで打ちならしながらの演舞です。
この竹は京都産です。
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こうした集団演技の写真を撮ることはなかったですからどう撮ろうかと思ったのですが、心の準備がないまま撮り始めることになってしまいました。
京都学生祭典への参加から生まれたそうで、学生・社会人で構成されています。
学生が取り組んでいる、というだけで何かしら支援的な気持ちが動いてしまうのです。

ただ私は、体を激しく動かして「充実感」、「みんなで取り組んだ感」を得ようとする若者の最近の傾向に批判的なので、少々腰が引けています。
感動を与えたい、励ましを与えられたら、癒しになれば・・などの言葉が最近あふれています。それを若者が口にします。多くの人が余りに情緒的です。

苦しみや辛さの根源やそれを取り除く方途について探求し、解明し、提示し、実践する知性的な活動に、もっと取り組んでいかなければ、強硬な姿勢(パフォーマンス)を示しながら「変える」という強い言葉だけを叫ぶ呼びかけに情緒的に流され踊らされる大衆が生まれてしまいます。

ただその反面、若者がある「実感」に飢えている心情は理解できるように思います。

そして、彼らが自分自身の楽しい実践と人々を結びつけて考えているところは評価したいとおもっています。大学の中だけではなくて被災地や様々な商店街や福祉施設と自分とを結び付けて「なにかする」「したい」気持ちをもっているのが今の若者のように思います。
テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2012/12/13(木) 00:09:39|
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コメントいただきありがとうございます。
慣れない撮影なので戸惑いましたが、撮り始めると夢中になる悪い癖があって、できればもっとよって撮りたい衝動に駆られていました。周囲を取り巻いて望遠でという撮り方では物足りないですよね。やはり汗がかかるところまでいかないと(笑)
- 2012/12/14(金) 09:37:35 |
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