「横暴な血が流れている人たち」
「カオスの間」訪問が空振りになった時にたまたまお邪魔したすぐ階上にあるギャラリー「galerie16」で手にしたDM。そこに赤と青と白で描かれた激しい絵とともに「横暴な血が流れている人たち」のキャッチコピー。
作家はと見ると女性の名前。
カオスの間の「怪人(失礼)」とお話した後に、「galerie16」を訪ねて、その「横暴な血・・・」の絵を見せていただいた。
これは作品の半分です。紹介するなら全面を出すべきなんでしょうが、中途半端なブレーキがかかって・・。

この絵の作者です。
(⇔)
色々な場所で若い女性の様々な作品を見せていてだいて、感じていることがあるのです。
一方で「カワイイ。きれい」なものがあるのに対して、「おぞましさ。おどろおどろしさ。むごさ。破壊」などの表現が太い流れとしてあるのです。女性が描く女性像にも上の二つの流れがあります。
大きな展覧会で見る女性作家の女性像とはずいぶん違います。サブカル的だといってもよいのかもしれませんが・・。
(⇔)

その感想をこの若い作者にもぶつけてみました。
「女性には傷つけられ願望もあるのかもしれませんね。」
この「横暴な血というのは・・?
(⇔)

「祖父、父、私の中に潜んでいる『横暴』を意識しました。」
(⇔)

以前は頭部がこうした手法で描かれて(もっと色とりどりで華やかでしたが)首より下は服を着た人物の体というような絵を描かれていたようで、それも見せていただきました。
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2012/10/05(金) 00:58:27|
- 絵画
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