実に元気なのである。
平均余命85歳というのは伊達?じゃない。若いモノより若いのである。
とかく「団塊の世代」は、それより若い世代から何かと煙たがられ、あれこれ難癖も付く。
それでもやはり、エネルーギーに満ちていることは疑いない。
それを一言で言うと「やり足りていない」のである。
まあ、もっともこのブログでもご紹介してきているように、今や70歳80歳の先輩たちがこれまた元気なのだから、老人界の若手、青年部、新参者、青二才の60歳そこそこは元気だからといって何の不思議もない。
ここにも目下「人生の発展途上」を地で行く人がいる。
背景が傾いているが、本人がそれよりさらに反対側に傾いている。
世の中に対してこういうスタンスの人だと言ったら誤解を招くかもしれないが・・・、世の中に追従しな自分のスタンスがある。

このギャラリーを私が訪ねたのは、今回で3回目。その3回目にしてようやく「open」の掲示でドアが開いていた。

この方の、人となりを一枚の写真で表現するのは至難の業である。敢えて誇張して言えば「きっかい」な方であるから尋常な表現では間に合わない。
斯の『天才アラーキー』を写すぐらいの気合がほしいかもしれない。
若い作家の傾向や、大学での芸術教育について論じているのである。
(⇔)

これでも私を少しばかり年上だと思いこんで話しているのである。
(⇔)

「アナーキー」という死語になったような言葉を思い出すのである。

この口吻が実に気持ちいいのである。
この人が今日ただ今何をしているのか。それをお尋ねして、懇切丁寧にお話しいただいたのであるが私の風呂敷が小さすぎて包みこめないので・・・この人は何者なんだろう・・・という言葉が話し始めた1時間前と同じように私の脳に湧きあがるのである。
この人の足元や背後にはありとあらゆる「がらくた」が並べられ積まれているのである。このガラクタどもの醸し出している「カオス」性を楽しみ、さらに進化させ濃厚にしようとされているのである。そして若者を感染させようとしているのである。
- 2012/10/03(水) 00:34:46|
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