あれ~っ?! 私が遠くに見たモノは。
譜面台を前にしてサックスを演奏する男性。
鮮やかな朱色の服を着て、太陽の下で練習中。 その2,3メートル背後には大きな木の涼しい陰があるというのに・・・、またしても?!炎天下での演奏だ。
(⇔)

今回はサックスだから「金管の人は・・。」とは言えないが・・・話は大きく飛躍するけれど、楽器を区分する命名には一貫性が感じられない。小学校以来「教科書が間違っている!!」とずっと不満に思ってきた。教科書の責任ではないことは大人になって分かったが、区分の原理が一貫していない。ピアノは打楽器だとおもうし、サックスは金管だろう。リード楽器だというならハモニカもオルガンもアコーディオンもリード楽器だ。そしてそれならピアノは弦楽器。こういう混乱は早くなんとかしたほうがいいと思う。どのような動作で音を出すのか、音源となるものが何なのか、楽器の素材は何なのか・・・、いったい何で分けたいのか。小学生が可哀そうだ。と、思う。・・・それにしても、どうも音楽家は炎天下が好きなようだ。

以前はシカゴでブルースのバンドを組んで演奏活動をしていたそうでハモニカの奏者だそうだ。「ブルースに飽きて」ニューヨークに移って「ジャズをやった」が、ニューヨークのジャズ演奏家たちの水準は並大抵じゃなかったので「挫折した」
で、日本に帰ってきてまたブル-ス・バンドをしているのだそうだ。
「今では、仕事を持ちながらの趣味さ。」

アメリカではウエイターの仕事で何とか食べられた。ランチ時に働けばチップも入って、夜は演奏活動ができたけど、日本ではフルタイム働かないといけないし、楽器も高いね、とのこと。
(⇔)

アメリカではジャズを聞くのも料金は安かったし、ビールも安い・・・日本は何でも高くて音楽を楽しみにくい。
まったくだ。その通り!!
「今日はたまたま仕事が休みでこんな時間に練習しているけれど・・・。
しかもバンド仲間の事情でバンド活動が中断しているので、本来のハーモニカではなくて、大昔吹いていたサックスを取り出して吹いているんだけど、これはまたこれで面白いなあと感じ始めている・・・。
低音が出だしたのはほんの2,3日前で・・・。」なのだそうだ。
このサックスは有名なメーカーののものでこれより一つ前の型はプレミアム付きで「中古」で相当値が張るらしい。
かなり年季が入っているがそれがまたいい雰囲気。
(⇔)

音を出せるところがないから「ここで練習」
(⇔)

今年の終わりころになればブルースバンドを復活してスタジオで楽しめるようになれそうだとのこと。
またどこかで聞かせてもらえるとうれしいなあ。
- 2012/10/02(火) 01:34:48|
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