久しぶりの梅小路手作り市です。開催曜日が変わったせいか、酷暑の夏だからか、ただ単に5カ月の空白のなせる業か・・・、新たな出店展者が比較的多かったようです。
朝の天気予報では「曇り」だったはずなのに「真夏の青空、白い雲」でした。私は珍しく膝までのズボンでしたから、膝から下は真っ赤に日焼けしました。暑さのせいで人では少なかったようです。おかげでゆっくりと出店者の方とお話しできました。
皆さんは「餡をサンドしたトンカツ」をご存知でしたか。
その「餡サンドトンカツ」(というのかどうか知りませんが)を考案して販売している方にお会いしました。TVのバラエティー番組などでは話題になっているのだそうです。

今日は梅を活かしたドレッシング?などの販売をされています。試食させていただきましたが、白身魚やホタテなどの刺身にも合いそうだし、料理のイメージが広がるような気がしました。湯に溶いてお茶感覚でもいいかも。
その調味料に新鮮なキュウリを串刺しにしてを浅くつけて冷やしたものを売っています。暑い会場だったことも手伝ってかこれがなかなか好評で、私も一本150円でいただきました。
いけます! キュウリ丸かじり。
実は先日の上賀茂手作り市で、このお店の奥さんを見かけたのです。その時にはお話を伺わないで久しぶりのおなじみさんにご挨拶をしていたのです。ただこの方の「笑顔」は大変印象的でその魅力が頭の隅にはっきりと残っていたので、「あ、あの方だ。」とすぐに分かったわけです。

そのことをお話しするとご主人が「この人の笑顔が一番の売りで・・・。」とにこにこされて自慢します。
その印象のさわやかなこと・・・・。

伏見に「和(やわらぎ)」という料理屋を経営されているご夫婦ですが、ご主人の研究心、工夫する挑戦しンはなかなかのものです。この幾つもの調味料もご主人の工夫だそうです。
先の「餡を挟んだトンカツ」もその一つ。なんと「餡」のフルコースもあります。
アユを餡と味噌を溶き合わせたもので食べるというのです。なるほど、それもありか?!

お客さんの要望に従って、少しでもおいしく食べてほしいというところから色々な工夫が生まれているようです。
お店でお客さんの好みですぐに「塩梅」を変えるのだそうです。
しかし、とにかくご夫婦の仲がいい。ご主人の視線の先にはいつも奥さんがいます。

なんとお二人でドラッカーの経営論を勉強されたのだとか。「分からないことばかりで、・・」と笑っておられましたが、そんな難しい本を挟んでご夫婦の会話があることが素敵ですね。

たくさん売るために防腐剤を使うような仕事はしたくない。ご主人はそういいます。
多くの人に楽しんでほしいけれど、だからと言って特徴のない味にもしたくない。
(⇔)
そのような話をされているご主人の横で、その〔自負〕を自分のこととして目を細める奥さんです。
その奥さんの笑顔が何よりだと、支えられ励まされていることに笑顔で答えるご主人です。
- 2012/09/08(土) 02:06:56|
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