あなたのお近くに公衆電話ボックスはありますか?
小銭が必要でしたよね。学生時代に実家にかけるときは「ゴメン、もう小銭がないから・・。」と切るのが、母にはつらかったようです。
男はつらいよでトラが遠方から浅草の虎屋に電話をかけて、手に握ったり、電話機の上に積んだ小銭の数を気にして話しているシーンがありますが、それをいつも思い出して母には申し訳なかったなあといつも思います。

この人は誰とどんな話をしているんでしょうね。

この人の目には涙が似合うような気がします。役者じゃないから目薬でも使わないと涙は流せないねというと「持ってますから差しましょうか?」と。
いや、それは次の時にしましょう。

少し前なら、こんなことをしていたら・・・ここはたくさんの人が行き交いますから・・・電話をかけたい人の列ができたかもしれませんが、今は一人一台の時代で、小学生さえ持ていますよね。 それで「今、塾 終わった。」なんて。
ですから、それでも一応背後の人影に注意を払いますが、比較的安心して撮れます。

スマフォを耳に当てて話している人が絵になるかというと・・・・もう言うそういう姿でしか生活してこなかった人たちは、私と感覚が違うのは当たり前ですが・・・・あまり絵にならんなあという感じがします。

煙草をくわえて、煙をくゆらせている図。これもまた数世代後には違和感だけの図になるかもしれませんね。

話したり、耳を傾けているところだけではなくて・・・・突然そこに話しているはずの相手が現れたら・・・・。

- 2023/09/30(土) 00:00:01|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0