「何でも言ってください。」と言ってくれました。
シルエットで写すんだけどという私の話に対してです。
でも、見つける以外に能のない私です。

ポーズを指示したり、背景を選択したりする能力は、私には乏しいと思います。
探して回るしかない。それはもうそうのように自覚しています。
先日、大塚国際美術館でたくさんの陶板名画を見ましたが、やっぱり歴史的に著名な画家たちの力はすごいなあと思いました。

レンブラントの「光と影」については写真にも大いに採用されていますが、あのような感動的で劇的な光を描いた写真はあまり見たことがありません。
写真が「ある光」を使って生み出さないといけないという制約も関係しているのでしょうし、スタジオで光を作るしかないのでしょうね。

「君たちは真っ黒につぶれてしまうけどいいかなあ。」

オートフォーカスが効かない旧式レンズだと、私にはピントの山が見えません。
辛いところです。
こんな光のかぶった写真ですが、私はこういうトーンの写真も嫌いではありません。
最近のレンズなら、コーティングでこういう光を除いているでしょうね。

あれ、この服は?
袖がちぎれたように綻びていますよ。
紳士服仕立て業の父と婦人服の「お針子」だった母との間で育った私はこういうところが気になって仕方がありません。
「ロックでしょ?! こういうデザインなんですよ。」とのこと。
そういえばパンツの裾がほつれたものを穿いて、さっそうと歩いている人が河原町通りにいましたっけ。

この写真をクリックしていただいて、さらに「虫眼鏡」アイコンのようなヤツをクリックしてもらって、白枠で見ていただくと、悪くないですよ。
最初に一枚目とか三枚目なんかも、そうして見ていただくだけで「オッ!!」と思っていただけると思います。
ぜひ。
写真を白枠にするというのは意味があるんですね。
- 2023/09/22(金) 00:00:04|
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