若い女性が、おしゃべりやおしゃれすることや食べることに関心があるのはどこの国でも同じです。
この学校は全寮制ですから、楽しみもいろいろ工夫します。その一つはやはり「おやつ」。日本に比べてたくさん果物を食べるようです。桃やブドウをよく見かけます。

校内の購買でもこうしたアイスキャンディーを販売しています。私も食べてみましたが、日本の製品よりも多少甘さが少ないようで、乳製品的べとつきも少ないように思いました。味が軽いですね。

この学生は長身でスリムで、指先もきれいで周囲からは「美人」だと評価されていました。
テレビを見ると女性のニュースキャスターやアナウンサーは、みな顎が細く顔は小さく、目がパッチリで、同じような傾向です。
勉強がよくできる人たちと芸能などで世に出る人たちとははっきりと住み分けているように感じられます。
東大出身の歌手とか京大でのお笑い芸人というような社会の在り方とはまだまだずいぶん違います。職業に関する貴賤感がかなり強いのではないかと思います。
そしてその尺度の大きな一つが収入です。教師などもつい最近まで評価がずいぶん低かったようです。教育(学歴)によって高収入の就職が可能になると、教師に対する評価も変わってくるのでしょうか。ただ教師を「聖職」と考えているかどうかはわかりません。教師のバイトも驚くような実態があるようです。

彼女が食べているのは食堂で買ってきた「焼きそば」です。
食器を汚さないための工夫でしょうか、袋のまま食べています。こういうところはちょっと違和感を感じますが日本でも、マクドナルドで紙袋に包んだままハンバーガーをほおばっていることを思えば、たいした違いではありませんね。

彼女たちも一生懸命に言葉を探して日本語で話してくれます。日本の歌手やアニメについてよく知っています。むろん消費税のことも。
テーマ:写真日記 - ジャンル:写真
- 2012/08/12(日) 01:30:10|
- 瀋陽
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0