
昨日の京都盆地は「真夏」
4時過ぎころに雷が鳴り、夕立?! 場所によっては一時的にかなり強く降ったようですが、我が家付近では「夕立はん、ちょっと根性ないんちがうか?!」という、お湿りにもならない降り方。
これで草木への水やりはしなくていいかなという期待を裏切ってくれました。家の外壁などは熱を持ったまま。
それでも外気はグンと涼しくなるのですから、やはり自然の動きは大きい。
家庭用ホースで水を蒔くのとは「天と地」の違いです。
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ビッグモーターの内部文書などを見ると、まさに資本主義における資本家と労働者とはこういう関係なんだということが明白に分かります。労働者=賃金奴隷です。
そして資本家は「増殖する価値=資本」の人格化された存在にほかならず、今や人々の生活の豊かさを作る社会的責任とは無縁の、むしろ全く逆の存在だということは明白です。
それはビッグモーターに限ったことではないということを、大方の人は、経営側の人も労働側の人も、実は、知っているのです。でも、それを告発する人はあまりにも少ないし、それを指摘する人は労使によって会社から排除されます。「アカ」とかなんとか言われて。
追い出す人たちは、一方は資本という名の貨幣の奴隷であり、他方はまさに人生の一定時間を売り渡して・・・そしてそれを梃に労働時間外までも・・・資本の奴隷と化している我々です。
ビッグモーターが労働者を犯罪人に仕立て、道徳的にも歪めてきたこと、それは契約ということを考えても異常ですが、それは稀な例ではありませんね。
さて、日々暴露されているビッグモーターの異常な反社会性ですが、そのことによってビッグモーターの高利潤と急拡大、高配当、管理職の高額給与と手当てを保証してきたのだということ。このことを忘れてはならないと思います。
だから私たちは忘れてはならないことがあります。
犯罪の上に獲得された利潤の分け前は返却され、労働者を含めた被害者への補償に充てられねばならないということを。
株式保有者は「それは経営者の責任だ。我々は経営について逐一口出しをしていないし、その責任を負わせ任せるために彼らを高収入で経営者にしているのだ。」などと逃げることは許されません。なぜかくも急成長できたのか、高配当が続けられたのかに疑問も持たずに「経営者がやったことだ」ということを隠れ蓑に高利益だけを受け取って、我知らぬ顔で逃げることは許されないことだと思います。
株の売買は即日停止されるべきで、売り逃げ(責任回避)を許してはならないと思います。
もし無配当にまでなるならその無配当を、株価の下落が起こるなら、その損失を自らの不明と社会に対する無責任の悔悟を噛みしめて受け入れるべきです。
資本主義では「資本家(株主)」の無責任を保証することで富裕層は常に利益だけを手にして社会的責任をとりません。経営の犯罪の上にさえ、それと知りつつ、喜んで配当を受け取ります。これが資本主義です。
もう、こう言う資本家のやりたい放題という資本主義は終わりにして、せめて、岸田氏の言うそれとは違う「新しい資本主義≒国民の民主的な監視の行き届く、国民福祉を最大目標とする理性的な資本主義」に変えるべきです。
経済犯罪の「罰」はいつもあまりにも軽微です。 法律も司法も資本家の味方ですからね。
ビッグモーターのやってきたことを単に保険会社との関係や詐術に矮小化してはなりません。
今後の国民の追求の動向が注目されます。
- 2023/07/28(金) 00:00:05|
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