故宮は満州族の国「金」の都に建てられたものだそうです。
大東門(撫近門)を振り返ります。この門の下にはその日の働き口を求める労働者が、自分には何ができるかを書いたプレートを置いて職を求めています。
この門の脇には日本で言えば職業安定所(ハローワーク)があります。
私は北京の故宮を見ていませんが、そちらはずいぶん大きなものだそうです。
入場料は60元で少々お高い。軍人は優遇されていますから、別の入り口から隊列を組んで整然と入っていきます。
チケット販売所はこの写真の右手です。

前方にずっと向こうに見えるのが大西門(懷遠門)です。

ここが故宮の入口です。今日は人出も多いようです。今回私はここをパスします。
町の果物屋です。果物屋はあちこちに見かけます。
全般的に食料は豊富で安価です。買い物はリンゴならリンゴ、ブドウならブドウを店にある袋に別々に入れてははかりにかけて値段を示してもらいます。スーパーではその値段のシールを袋ごとに貼ってもらいます。レジではそれを読み取ってもらうのです。こうした店でもおおむねそうした買い方になります。私には値引き交渉はまだできません。
(⇔)

大概の中国語の教材には「(値段が)高すぎます。少しまけてください。」というダイアローグが出てきます。こうした店や市場ではそれが普通のようです。
量り売りの店では「500gにつきいくら」と表示されています。問題はその500gでリンゴだといくつになるのかがわからないという点です。
中国の人は玉ネギなどは表面の食べられない部分をその場ではいで「軽くして」秤のあるところに持っていきます。したたかです。大阪っぽいです。でも写真はそんなことで撮ったのではなくて、街の風景として「いいなあ」と思って撮ったのです。
(⇔)
テーマ:写真日記 - ジャンル:写真
- 2012/07/19(木) 14:25:53|
- 瀋陽
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
懐かしいですね。
子どもの頃はどこのお店もたいてい量り売りでした。
たとえば「りんごを2つちょうだい」と言えば、秤で量って「何グラムだからいくら」‥たいていその後に「やけど、いくらにまけとくわ!」「ありがとう!」というのがおきまりのやりとりでした。
やっぱり、中国では「高い」と「まけて」は必須語彙なんですね。
コーヒー党のsoujyu2さんと違って、私はお茶党なので中国茶の専門店に行ってみたいです。お湯を注ぐと花が開く甘いお茶があるのですが、ご存知ですか?
- 2012/07/19(木) 16:23:53 |
- URL |
- Shin-Lu #-
- [ 編集 ]
お湯を注ぐと花が開くお茶・・いつだったかテレビでは見たことがありますが実物は目にしたことも味わったこともありません。緑茶だけでなくいろいろなお茶の種類があるようですが、ウーロン茶、ジャスミン茶くらいしか飲んだことがありません。そのお茶はなかなか華やかそうですね。
わたしの真の姿は「緑茶」党ですから、こちらの外食の後に「緑茶」でしめられないのはなんとも落ち着きが悪いです。
いつか「お茶しませんか?」
- 2012/07/20(金) 02:39:46 |
- URL |
- soujyu2 #-
- [ 編集 ]