ここを通るときによくお見掛けしてきました。
すでに足腰に不安があって歩行にも補助具が必要です。 ですが、よくここでキャッチボールをされているんです。
それもアンダースローで投げてもらったボールを水をすくうようにキャッチするんじゃないんです。

いつもキャッチボールのお相手をしている人がいるんですが、少年野球の高学年の子が投げるくらいのボールをこの人に向かって投げます。
かなりコントロールが良くて大概、胸の前で撮れるように投げています。
でもま~にこんな方向にボールが来ることがあります。が、これこの通り、ちゃんと反応しています。
しかもグローブのポケットにしっかり収まっています。

これは野球歴が長いね。
「キャリアナドレくらいなんですか?」
キャッチボールの相手をしている人が「80年だよ。 草野球歴80年。」と。
エッ?! それだと私の全人生より長い。そんなことある?!
「10歳の時から野球をしてるから・・・・。」とご本人。 10+80=90 御年90才だそうです。 Oh! なんということでしょう。
「さあ、こい!」

この若々しい肌つやと、なんといっても機敏で正確な反応。
足がかなり弱ってきてはいるようです。時々お見掛けするときには立ってキャッチボールそされていました。
受けるときも投げるときも立っていました。
今日はベンチに腰掛けています。
やってみるとお分かりだと思いますが下半身が使えない状態、こうして腰掛けたり中腰の場合などでは送球はとても難しい。
上半身だけの力で投げるのは結構難しいのです。 かなり腹筋が必要だと思います。
幾分山なりになるとはいえきちんとしたコントロールとスピードです。

グローブを立てて、こうしてきちんと前面を開けて補給する。基本に忠実です。
こうしてグローブを開くには手の開閉の力が必要です。若い時にはなにも気にしないことでも実はかなりの力が必要だということが、年を取るとわかります。
毎日のようにこうしてキャッチボールを繰り返してこられたんでしょうね。

ドンピシャ!
ナイスキャッチ。
- 2023/06/17(土) 00:00:04|
- 楽しいね
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コメントありがとうございます。咳が止まっても筋肉痛が残る。私もそのような年ごろです。
- 2023/06/17(土) 11:41:38 |
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- soujyu2 #-
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