さて、「三日天下でもいいから」などといっていましたが、「三日さえ続かないで何を偉そうに。」といわれるのがおちかなと思っていましたら、昨日分のランキングでは「1位」と、なんと写真全体では「5位」でした。人物写真ジャンルで「3位」を挟んでいますからいまだに連続で「三日天下」を実現してはいません。これで転げ落ちると明智光秀に笑われますね。 
シグマのレンズという力強い味方を得て、私はずいぶん撮りやすくなりました。
ところが人間贅沢なもので、「動きはいいし、ピント面はすっきりと改造するし、ボケもきれい・・・・。・・でも、。」なんて思いだすのですね。
たまたま今回の光の条件にもよったのでしょうが、写真を見てみると・・・ちょっと思い過ごしのような気もするんですが…画面が平板な感じがするんです。
私は人物を撮るので、たとえ色がきれいでも「塗り絵に色を塗った」ような平坦な画面はちょっと…という気になるんです。
それが気になるならもっと光の方向を見定めて、濃淡や陰影を意識できるようになることの方が大事なのに、つい道具に頼る。

かつてフィルム時代にとても気に入って多用していたプラナーの85ミリ、T*。このレンズは人の体の丸みを表現していてくれていたという思い込みがあるんです。色合いもよかったし。
それを今のカメラ(D850)で使えたらいいのになあ。

ヤシカ・コンタックスのAマウント→ニコンFマウントというマウントアダプターは、今では一社しか作っていない?
注文しても「受注生産」状態で、一定数注文が集まらないと生産しない? でも、ぐずぐずしていると私の「余命」が尽きてしまいますから、打つ手は早い方がいい・・・と何か月も迷うのが私なんですね。
で、「2,3か月お待ちいただくことになるかも。」というマウントアダプターを付けて・・・。

庭の花や風景を撮ってみるんですが、何かモヤッとして決まらない。もっとずっと写りが良かったはずなのに。
デジタルカメラではレンズが追いこされている分、こうなるのかなあ、惜しいなあ。でも一度ちゃんと人間相手に撮ってみないとあきらめきれないなあ。状態自体がはっきりしないし・・・。

という訳で、この方にご無理を言って・・・。
モデルも光の条件も申し分ないのですから、ここで出た結果はそのまま素直に受け止めるしかないですね。
にしてもこの人、初対面、二度目の撮影の時とは少しずつ違った面を見せてくれます。
「かっこいい」「クール」という感じでしたが、とても明るいかわいい面をお持ちです。
この場にも、撮影にも、私にも少し慣れてきてくれましたからでしょうか。

それにしてもどう思われます?!この写り方。
ソフトフォーカス・フィルターを着けたみたいにふわ~として、どこにも焦点があっていないですね。
でも、焦点があっていないと、ただそういう風に行っておしまいにできない状態に思えます。
- 2023/06/09(金) 00:00:03|
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