◆4月25日から5月7日まで国立博物館の西隣にある「世界カフェ」で絵の作家さんや写真家さんと一緒に私も作品を展示する予定です。
この「世界カフェ」がとても素敵な思いを実現しているので、そこに参加することにしました。
カフェのネーミングからしてちょっと「え、なんだろ?」ってなるでしょ?!
世界カフェのHPからちょっと引用してみましょう。

◆「『世界の留学生と話せるカフェ』、略称『世界カフェ』は文字通り、これら留学生がお出しする美味しいコーヒーやケーキとともに、お客様がくつろいだ雰囲気の中で留学生との交流を楽しんでいただけるカフェです。」とあります。
ここに来ると二人の留学生がいて、母国の話をしてくれたり、あるいはちょっと英会話の相手をしてくれたりもするんです。英語でも日本語でも構いません。
彼らも日本文化を、日本語を学びたがっています。
営業時間:11:30〜17:30(留学生は17:00まで)
今週の留学生というカレンダーもあり、「現在65カ国170名以上の留学生が登録しています。」とのことです。

◆私自身は、日本語の共通語と日本語のバリエーションである遠州地方語しかできませんが、10年前の経験から、留学生と聞くとつい気持ちが動くのです。
それで「アーティストとお店をつなぐ」というギャラリー「ちいさいおうち」のオーナーの目論見とはややずれがありますけど、その目論見も悪くはないから、ちょっと山の枯れ木にでもなってみようかなと思って参加します。

◆それで以前、下見に行った際に二人の留学生を撮らせてもらったのですが、つい先日、打ち合わせに行ったときにお会いしたエジプトからの留学生にもお願いして写真を撮りました。

もう本当に「頭脳明晰」で感心しました。単に日本語が堪能というのではなくて社会観も成熟していて魅力的でした。日本文化の持つ特性をよく理解し、祖国の文化も日本の文化も相対化して、相互を尊重しながらバランスよく適応しようとする力は素晴らしく思いました。

写真の服は日本でいえば和服の礼装のようなものだということでした。イスラム教の文化だということです。ウエイトレスをしていますからエプロンをつけていたのですが、進んで外してくれました。

私たちがここで展示することがきっかけで留学生と日本の人たちとの交流がますます盛んになるとよいのですが。
よい季節にしますので、皆さんの中でこの時期に京都に来られる方はぜひのぞいてみてください。
歓迎されること間違いありませんよ。

近くには豊臣秀吉を祭神とする豊国神社があります。
例の「国家安康 君臣豊楽」銘で有名な釣り鐘のあるところです。
そして蓮華王院 三十三間堂もすぐ近くです。
- 2023/03/28(火) 00:00:04|
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