先日(3/8)、鴨川で久しぶりにお会いした若いジャズトランペッターさんへ
もしこの文章を読んだら私にE・メールをください。素敵なお知らせがあります。・・・・・・・・・・・・
久しぶりの駅ピアノです。
駅近くに用事ができて、しかも時間が空いてしまったので、それなら行くしかないなと。
到着した時に弾いていた人は音も曲想も弾く姿も今一つだったのでパス。
その辺をしばし歩いてきて。

再度ピアノに接近すると、この青年が弾いていました。
かなり難しそうな曲だし、音が暴力的と言ってもいいエネルギーを秘めていましたので驚きました。
演奏にはちょっとムラもあり、まだ「もの」にしているという状況ではないようにも思いましたが、演奏の力はあるなあと思いました。

いったん演奏が終わるのをまって声をかけました。
「もし時間があってあの人たちの後に弾いてくれるのだったら撮らせてもらえないかなあ。」
「でも、すごく緊張するし・・・。」
そこに、先ほど来てやはりこの青年の演奏を聴いていた二人のご婦人が近づいてきて、私たちも聞きたいと。
「聞く人がいると余計に緊張しするし・・・。」
そう逡巡しながらも引き受けてくれました。

一曲目は少しおとなしい曲でした。
さっきのほうが迫力があったね。
「じゃあ、さっきの曲をもう一度弾きます。」

私は知らない曲ですので彼の説明を聞き間違えているかも知りませんが、米津玄師作曲らしいです。
この難しそうな曲を弾く彼は「ピアノを始めてから半年くらいです。」なのだそうで、びっくりです。なんとまあ。

先ほどのご婦人が「ピアノを弾くきっかけはなあに?」と尋ねると「暇だったし、身近にピアノがあったから。」だそうで、二度びっくり。

青年の可能性は予想を超えますね。いや人の・・と言い換えましょうか。
- 2023/03/16(木) 00:00:01|
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