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素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと  by 蒼樹   春の日差しで読書

 先日(3/8)、鴨川で久しぶりにお会いした若いジャズトランペッターさんへ
 もしこの文章を読んだら私にE・メールをください。素敵なお知らせがあります。


・・・・・・・・・

 鴨川で読書している人は案外多いのです。
 案外と言っても、誰の「案」が基準になっているかということが問題ですが、もちろん私の「案」ですよね。

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 本は英文ですし、様子を見ているとその読み方は少しも滞ることがないようなので、英語圏の人でしょうか。

 聞くと、この近くの大学に留学に来ているんだとか。インドネシアの人でした。
 インドネシアでは公用語はインドネシア語ですが、ずいぶん多くの言語が使われている多言語国家ですね。
 旧「宗主国」はオランダですから、彼は学びのために英語を身に着けたのでしょうか。富裕層にとっては常識かな。
 (彼が富裕層に属するかどうかは全然わかりませんが、留学に来るくらいですから・・というくらいの想像です。)

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 スマートフォンの画面を覗いているからと言ってただ暇つぶしをしているだとかつまらないおしゃべりばかりしているとかと決めつけるわけにはいかないにしても、私の受ける印象としては、まああまり知的ではないなあと。
 逆に本を読んでいるからと言って暇つぶしでないとかばかげた内容ではないとかと見えませんが、私の受ける印象としては、話しかけるなら読書人のほうだなと思います。

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 皆さんは戸外で本を読む習慣がありますか。
 私は、戸外だとあまり本が読めません。まだ病院の待合室のほうがましです。いったい何と比較するんだといわれそうですね。

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 若いころは喫茶店で「読むふり」をしていましたが、やはり自分の机といすで読むのが一番です。

 最近『戦後政治史の中の天皇制』(渡辺治著)を読み終わり、二度挑戦して二度ともこんな本、読むに値するんだろうかと50ページも読まないで投げ出した本を「それでも大枚はたいて買ったんだからもう一度。」と三度目の挑戦です。
 『売春の社会史』というんですが、『売春の博物誌』とでも書名を変えたらいいと、やはり投げ出しかかっています。

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 病院に行くのに、待ち時間を利用して読むにはこの400ページを超える本はあまり携帯性に優れているとは言えませんから、これまで三度読了してその都度、「優れた本だ!」とメモしている『レトリック感覚』(佐藤信夫著)をもっていきました。
 一ページ目からもう虜です。 物事をよく理解して書く人の本は読みやすいし、内容豊かで、面白いのです。
 帯には井上ひさしが、直喩でたとえるならば、「上出来の推理小説のように面白く」・・・「誇張法ではこういう種類の本に乏しかったこの国の文化界にとってこの本の出版は、かの月面着陸にも匹敵する快挙」であり、列叙法では「一読感嘆、再読感動、三読卒倒…」だなどと書いています。
 井上ひさしにも類似の、上の誉め言葉をそっくりそちらに向けられるような文法書がありますから、相当の工夫を凝らして「この本こそ空前の知的武器」だと褒めているわけです。


 頭の中に思考が経めぐっている、こういう人の表情はいいですね。

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 町中にあふれている「○○しながらスマフォ」「スマフォしながら、○○」・・・、人類は、と言わないまでも日本は滅びるねと漱石なら言うんじゃないでしょうかね。 私も同感です。

 スマフォに気をとられているうちに米軍機の後をミサイルが追いかけてきて日本は戦争に巻き込まれていた。
 私はいつ戦争が始まっていつこの街が焼けはてたか知らなかった。誰だこんな事態を招いたのは、責任者出てこい!とスマフォの画面から目を離さないで叫ぶ人がたくさん出るような気がしてなりません。

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 まあ、愚民政策を推し進めている政権ですから、こういう状態は決して悪くはないのでしょうがね。
 愚民政策にとっては人々が愚民視、愚民対応されていることに気づかないことが何より必要ですからね。頭はスマフォに沈めておいてくれた方がいいわけです。

 読書する人を見ると、もうそれだけで救われる気持ちになる私です。

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  1. 2023/03/11(土) 00:00:04|
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Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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