
私が昨年の11月の個展をした京都写真美術館は平安神宮につながる神宮道沿いにあります。
この神宮道にはいくつかのギャラリーやお店がありますが、それがら共同して「神宮道上がる下がるアート☆カルチャー」なるイベントに取り組んでいました。その中の博宝堂というギャラリーで「ゴリラ・ライブイベント」がありました。

楽器演奏をする、ライブで絵を描くなどというのは私の大好物ですから、早速入らせていただきました。
ちょうど、ライブの時間帯でしたからも勿怪の幸いでした。

描く人は木立 章氏。

この日はたまたま85ミリではなくて24-70ミリをつけていましたから「撮らせてもらおう。」という気になれたのです。
これが85ミリだったか初めから諦めていたでしょうね。
風景を撮るんじゃないかな(大雪の後でしたから)という気が少しばかりしたものですから。そうなると24ミリがいい働きをするんですよね。

お声掛けをすると、すぐに応じていただけました。
お願いする前からもし撮るとするならと事前にいろいろ想定していたわけなんですが、撮るために私が立てる場所はごく限られていました。

それにこのギャラリーの照明は電球色と白色の蛍光灯が混ぜてつけられていましたから、ホワイトバランスがとても厄介で。
電球色の黄色を避けると白色の蛍光灯は青くなります。しかも気持ちの悪い色になるんですよね。蛍光灯は厄介です。
という話は置いて・・・。
ゴリラとかチンパンジーとかオラウータンを動物園で見ると不思議な感情がわきますね。
あの瞳には何が写っているんだろう。
彼らを見ている人間が彼らにはどう受け止められているんだろう、と。
こんな狭いところに閉じ込めてしまって申し訳ないなあととも思います。

描く人の表情を捉えるのはとても難しいですね。
自撮り棒のようなものにゴ―プロのようなカメラをつけて撮るか、それとも直径3,4センチのドローンにカメラをつけて撮るしかないでしょうか。
そういうことはきっと誰かしているでしょうね。
- 2023/02/02(木) 00:00:01|
- 絵画
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