私のこのブログはFC2ブログをご利用の方だけではなくて、アクセスの履歴ののこらない形で見てくださっている方も少なからずおられます。
その中には・・・・面映ゆいのではありますが・・・・私の従姉とその夫君もおられます。
今年、私の孫が「新成人」となりました。
そこでカメラ好きの「ジイジ」に「撮ってくれる?」ということになり、むろん喜んで撮りました。
その写真を先ほどの従姉に送るべきかどうか迷ったのですが、そうだ、いい方法があるじゃないかと思いついてこのブログを利用することにしました。
孫の了解も得られましたので・・・。

今やインスタやラインの時代ですから、本人やこの子の母親(つまり私の娘ですが)などの世代は、彼女たちの従姉妹たちや友人たちにはさっさとスマフォからスマフォへと拡散しているようです。
私たち世代では紙にプリントして送るのが常道なんでしょうが、新時代の私としては(笑い)

工夫あってしかるべしということで・・・・。
ほかの皆さんも巻き込んで・・・私の高校以来の旧友も見ていることだし・・・

この子が小学生としてランドセルを背負う姿を見るまではと、言っていた私の父は母、残念ながらずっと以前にこの世を去っているのですが、その父母の写真に見せるようにも撮ってみました。
それにしても20年の年月。

本人は周囲の友達のような着物を借りたいといっていたのですがお金も随分かかることだし、母親も着たこんな良い着物もあるのだしと寄ってたかって説得して。
成人の日のニュースに「晴れ着に墨をかけられた」というものがありました。

ひどい話です。
が、その反面、その服を着ていた人は一年も前から試着を何度も繰り返して選んだ着物だったと記事に書かれ、着物自体のレンタル料ではなくて選ぶ過程で30万円もの費用が掛かったと。
そんなに気持ちを込め、お金もかけた晴れの衣装に「墨をかけるなんて!!」という記事でしたが、私はその記事の誘導とは違うことを考えました。

こんな晴れ着を着られない子たちは「式」にはもちろん、久々の同級会を兼ねたような会にも出られていないのじゃないでしょうか。
私たちの世代では、普段着と変わらない服装で集まったものもいれば、私のようにそんなお仕着せの「成人式」なんて出席なんかするものかと、「無自覚に体制に巻き込まれるなんて恥ずかしくってやってられない・・。」なんて友達の下宿でふて寝していたようなものもあったわけです。
体制、大勢を相対化する思考が衰弱した今の時代は様々な生き方を選べない、物事を自律的自立的に相対化できないとても息が詰まる世の中です。記事を書く人にもそうした視野の広がりが感じられません。
その体制、大勢に乗れない、いや、切り捨てられ押しのけられた半数の人の中でルサンチマンが募るのは当然です。
アメリカのように、日本もすでに社会の破綻が進んでいます。 それがこれからますます顕著に露呈するのではないかと、この子の世代の将来を心配します。
- 2023/01/22(日) 00:00:03|
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soujyu2さん
こんばんは。
いつも素敵なお写真ありがとうございます。
お孫さん、、、
とても美人さんですね。
今までで一番、こころの笑顔満タンで撮っていたように感じます。
本当、美しい!女優さんみたいですね。
- 2023/01/22(日) 18:25:14 |
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コメントありがとうございます。私の最初の個展の時に来てくれてコンデジで、来るお客さんたちや私を走り回って撮っていたのが思い出されます。孫が育てば私は逝く日が近づくということですが、それが人の定めで、めでたいことなんでしょうね。私の写真を認めてくれていることが少しばかりうれしです。
- 2023/01/22(日) 19:33:37 |
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