コーヒーを飲みたい。それもインスタントじゃなくて!!
それで伊勢丹デパートに連れていってもらったのに、なんと「挽いた豆」ではなくて、「豆のままの豆」を買ってきてしまったので「飲めない↓」
毎度のこととはいえなんと迂闊な。コーヒー豆を見つけて、ただうれしくて何も考えずに買ってしまったのです。 袋を指で押さえればわかるはずなのに。 というわけでもう一度、伊勢丹に行きます。
コーヒーミルを買いに行ったのです。
その途中に中山(ちゅうざん)公園がありました。この公園のすぐ横に元の千代田小学校の校舎があります。千代田小学校は日本の満州侵略時の遺産ですね。その施設は東北育才学校に引き継がれて、今はそこで中学生が学んでいます。旧小学校の建物はつかわれてはいますが、いまはそれとは別に超デラックスな校舎が同じ敷地に建っています。
さて中山公園を歩くとサキソフォーンを吹く人が集まっていたり、カラオケをしていたりと、思い思いに人々が楽しんでいるのですが・・・。どこからか笛の音が聞こえます。
その笛の音に誘われてぐるっと木立を回ると、こんな方がいました。

同行してくれた若い友人が「写真の撮影を頼みますか?」と進んで近寄って訊ねてくれたので・・。
笛には毛筆の文章が刻み込まれていて、とても上等そうでした。口を当てる部分と指で押さえるアナとの間に、別に穴が開いていて、そこには細い糸を幕のように幾重にも巻きつけてありました。その糸はクモの吐き出す糸のように細いものです。この糸の張り方如何で音の良し悪しが決まるのだそうです。

こういう撮影の時はいつもそうなんですが、音を聞きたいという気持ちと、良い絵を撮りたいという気持ちとがあって、結局、音を聞けないことが多いのです。息を吸った、吐いたには神経を集中するのですが。


ちょうど公園の木々の緑を通してそそぐやわからな光が演奏している方を心地よく包んで、吹く風も気持ちの良い時でした。

私の義理の弟が祭りの笛をとても上手に吹き、師匠をしているくのですが、そういう腕があれば一緒に吹きたいところです。曲の感じはずいぶん違いますが、とても流麗で気持ちの良い曲です。音も素晴らしい。


コーヒー・ミルも手に入れたし、宿舎に帰ったら早速コーヒーを楽しみましょう。
テーマ:写真日記 - ジャンル:写真
- 2012/06/21(木) 01:41:38|
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「さすが」といわれると、そこらに『穴』がないかと探したくなります。ただ、人を撮るのが好きだということは確かなので、少ないチャンスを生かそうと重いカメラですが、できる限り背中に担いで出かけるようにはしています。「撮らせてもらえますか?」「どうぞ。」という交流ができますからね。むろん「NO]もあるのですが。ファインダーの中に「素敵な人」を見つけるとわくわくします。
- 2012/06/23(土) 09:13:50 |
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