ところどころ雪をかぶった北山を背景に、鴨川と賀茂大橋に夕日が明るく差しています。
いいじゃない?!と見ていると、鴨川の飛び石に腰を下ろしてその景色を撮っている人がいます。
背後の雲がいくつも流れていますから、太陽が出たり隠れたりです。それでベストタイミングを待っているようです。

「いい写真は撮れましたか?」

聞くと中国からの留学生だそうです。
東京湾と山東半島とはほぼ同じくらいの緯度です。京都はやや緯度が低いですが、同じくらいの寒さだそうです。
「だから服装も間に合っています。」 と言いますがちょっと中国のほうが寒いのかな。

写真は風景を良く撮るのだそうで、スマフォの画面で見せてくれました。
αセブン系統ですから撮影が好きなんでしょうね。いい写真が撮れています。あの光を意識して撮るんですから、それはそうですよね。

「いやあ、僕は人ばかり撮っていて・・・・。」
ということで横で撮らせてもらうことになりました。
川の水は冷たそうです。

今日のポストオンで2022年はお終いですね。
毎年同じことを言いますが「一年が過ぎるのは早いですね。」 ほんと、そう感じます。
今年だって夏のグループ展があり11月の個展があり、それに向けてテーマの設定や写真のセレクトや展示法の工夫やなどなどでそれなりに長い期間ウンウン言っていたはずです。
それがいつの間にかもう大晦日です。

今日アップさせてもらったこの人で2058人となりました。
撮りはしましたがブログの記事としてアップできていない人たちが何人かいます。
それで2022年12月31日までに撮らせていただいた方は総計で2065人。
見かけ上男性が1152人、見かけ上女性が913人です。 12月は見かけ上女性のほうが有意に多かったです。
10月に20人、11月20人、12月25人となりました。 これは今までにない高水準です。どういう訳でこうなったのかわかりません。
どうしてなのか原因がわからない以上、私の意志で同じような結果を出すことはできません。
定年退職直後の自転車での走行距離/日と最近のそれを比べると、おそらく半分とまではいわないにしても三分の二くらいに減っていると思います。好奇心のままに知らぬ山に入り、道のろうじを抜けて走るということがなくなりました。
それだけ撮る写真の多様性が減っているといえます。これはまずいなあと思います。
もっといろいろ働く人を撮りたいですね。
そして30代から40代の女性。
また新しい出会いを求めたいと思います。

世界の経済、政治も、日本のそれも「危機」と言ってよいような状況に直面していますね。
習慣上まもなく『新年』を迎えますが、危機的状況が寸毫も変化するわけではありません。タモリ氏も言っているように日本の来年は「新しい戦前」になる可能性が小さくはありません。日本の政治がそれを呼び寄せています。
除夜の鐘をどんな気持ちで聞いらたよいのでしょうか。

昨年はCOVID-19感染予防のために近所のお寺の鐘は一般の人によっては撞くことができませんでした。
今年はできるようです。私も撞きに行こうかな。
痛いような寒さの夜に背を丸めて近在の人々が集まって鐘を撞くのもいいものです。
また来年もお会いしましょう。
- 2022/12/31(土) 00:00:04|
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