
よく晴れてはいましたが、やはり寒いですから、暖かいものを売る店が人気です。
どうです、鍋いっぱいのおでんの具。あふれんばかりですね。

セットメニューだけなんですって。 つまり「あれが欲しい、これ入れて。」はダメなんだそうです。
商売の効率なんでしょうね。それに具によって注文が偏ったんじゃ売れ残り商品が出てしまい、損が出ますからね。
お客さんが戸惑ていましたが、おかみさんは強気です。

寒さが応援しますし、強気なんでしょうね。
ウナギのかば焼きは臭いで客を呼びますが、おでんは湯気で呼ぶのでしょうか。

家庭で作るおでんよりこうした場所で食べるおでんをおいしく感じるのはなぜなんでしょうね。
子供のころに駄菓子屋で食べたおでんはおいしかったなあ。こんにゃくを、大きな鍋の真ん中で温めている味噌のツボに浸けて「味噌田楽」
静岡県では灰色の「黒はんぺん」が人気です。 サバやイワシを骨ごとすり身にしますからちょっと骨のゴリゴリ感がありました。
おやつにもよく食べたものでした。
かみさんも静岡県人ですから、わざわざ黒はんぺんの入ったおでんのネタを買い求めます。最近は京都でも手に入ります。

私はおでんネタとして「牛筋」が大好物なんですが、かみさんは「え~、入れるの??????」で却下です。臭いが嫌なんだそうです。臭いじゃなくて匂いなのにねぇ。
牛筋を食べた~~い。
たこ焼き、たい焼き、お好み焼き…火を使う露店の人はいいけれど、そうでないお店の人にはつらい寒さです。
でも終い天神は多くの人出です。これを逃しては年を越せませんね。ねえ、寅さん。

正月も三日くらいからはまた厳しい寒さが列島を包むようです。
- 2022/12/28(水) 00:00:03|
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