同行した同僚が、集安では蜂蜜とワインをぜひ買いたい、というのです。彼はいつも意欲的。私はついていくばかり。
道路の両脇のあちこちに養蜂家たちがミツバチの入った箱を置いています。アカシヤの蜜をとっているのです。
そこには移動用の小さな小屋を建てて、しばらくはここで蜜を集めます。その場で販売していますからまじりっけなしの蜜が手に入ります。
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「あった! ここで買おう!」と車を止めて・・・。小屋に近づいて小売りをしているかと訊ねると・・。
すると、頭からかぶるネットを指さして「ぜひ、蜜をとるところを見ろ。」というのです。これはいい経験ができると、一名を除いて喜んで、蜂たちの巣へ。
養蜂家のお父さんが箱から巣を取り出すと、怒った?蜂たちがウンウンうなりをあげて我々の周囲を飛び回ります。しかし、体に止まるわけでもなく、激しく体当たりをしてくるでもなく・・、しばらくすると蜂に取り囲まれていることにも慣れて・・。
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これから遠心分離器で蜜をとります。そのために蜂たちにはしばらく立ち退いてもらわねばなりません。柔らかいブラシで優しく蜂たちをはきとっていきます。
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私もネットを頭からかぶってカメラを構えます。手首から先は「裸」です。
初めは「大丈夫かなあ。刺されないかな。」と少し以上に心配でしたが「ノー・プロブレム」でした。
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蜂を掃う動作はとてもソフトです。優しく、しかし、断固としてという感じでしょうか。
遠心分離器に入れる前に余分な巣を削り取ります。この巣の中にもたっぷりの蜜です。舐めてみろと言って巣のかけらを手渡されたのですが、蜜でじっとりと充実しています。重さがあります。舐めてみました。
野生の強さというんでしょうか。甘味に力強さがあって実に濃厚です。むせるような甘さです。ああ、パンに塗ろうか、どうして食べよう・・・。
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遠心分離器にかけます。腕を見てください。こんなに露出しています。平気なんですね。
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テーマ:写真日記 - ジャンル:写真
- 2012/06/17(日) 01:37:00|
- 瀋陽
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