「 機材に悪態つく前に 」とタイトルに書いているのに関連の話が出てきませんでしたね。
実はこの日の機材はアルファ99+ミノルタ85ミリ F1.4 です。
先日、この組み合わせでひどく色の悪い写真、しかもピントがさっぱり来ていないという写真を撮ってしまいました。
そういう時に「アルファ900ならなあ」とか言って、その不首尾を機材の責任にしてしまう私です。
そしてそののちにD850にシグマの85ミリをつけて、「ほらやっぱり」と機材の責任にしているのです。(α900に戻らないのは、α900がもう動きたくないというので戻れないのです。)
でもね、違うんです。
一つは、一度目の失敗が「ホワイトバランスの調整に失敗していたこと」にあるんだということは、はっきり意識しないでも感じていたのです。それが二度目に生かされていたんです。
それと、α99について「今一つのカメラだなあ、使いにくいし、工作的な精度が落ちるなどと私の中の低評価が災いして、カメラに習熟する努力を怠って来ましたので、ただ私が使えないだけだったのです。
私の未熟をカメラのせいにしていたのですね。
まあ、私によく「あるある」ではありますが。
私にとってソニー機の良さは青に透明感があるということなんです。
それで人物の肌の色も暖色に傾きすぎないということ。
でも室内の照明が黄色なんですから、それを過小評価すれば黄色く汚くなるのは理の当然です。
RAWで撮って編集ソフトで調整する方法もあるんでしょうが、私はその道を選ばないので・・。
そのためにはせめてカメラの持っている力を生かしてやらないとね。 そうなんです、スペックの多くが私にとっては「潜在」能力なんですね。

やっぱり人物写真の一つの側面は「人柄」を撮るということかな。
- 2022/12/08(木) 00:00:09|
- 人物
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0