この日はα900を選んでしまった。
というのも少し前に持ち出したときに案外ご機嫌が良かったからだ。
ところがこの日はほとんど初めから症状が出て使い物にならなかった。
この「撮ってもいいですよ。」と好意を示してくれた青年には申し訳ないことになった。
これからは二台体制でない限り持ち出さないようにしようと心に決めた。

大変にたかなボリュームで音を出していたが、今日の狙いはそこにあったようだ。
ずいぶん久しぶりに吹くので顎回りというか口回りの筋肉の負担が強く感じられるようだ。そうだろう、毎日毎日の練習で常に鍛えられているのならともかく、久しぶりでは辛いものがある。明日この人は食事に不便はないだろうか。
しかし、そうしてしばらくぶりに好きな楽器を持ちだすにはそれ相応の理由があるはずだ。 私のα900も同じ・・・かな。

今日は曲を吹くというより「取り戻す」のが練習の狙いらしい。
多分吹いているときにはかなり本格的にやっていたんでしょう。取り戻す地点が高いからちょっと好きな曲を吹いて満足するという訳にはいかないようです。
写真を撮るときに「ロングトーンだけで撮った人もいましたよ。」というと、じゃあ僕もそれに近い形で、と。

この少し上流に エレクトリックバイオリン を弾いている人がいました。
部屋で鳴らせないのでしょうかね。電源がないのでここでも小さな音でした。
それに比べてこの人の音量は堂々たるものです。
何か魂を吹き込むような音でした。
管楽器は呼吸で表現しますから、一層、肉体的でエモーショナルな音、音の連なりになりますね。
そこが魅力的なんでしょうねぇ。
私もやるならこれがいいですが、

人生の中に楽器がある、強い味方でしょうね。
写真(カメラ)はどうなんでしょう。 今更なんですが。 音楽をやるとしたら、私には声しかないかな。でも今はすっかり呼吸器がおんぼろで、体力もシャッタ^ボタンを押すぐらいしかありません。

どんな思いを込めて吠えているんでしょうか。
- 2022/11/29(火) 00:00:02|
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