会場で「じゃあ撮ってもらおうかしら」と言っていただけるのは楽しいし、うれしいものです。
この方は実績のある書家さん。数年前のあるイベントで写真集づくりをとんにしたお仲間です。
今日の写真展にも来てくれました。

書道展でも芸術展でも異彩を放つ作品の書き手です。
先のイベントに関わってのちょっとしたパーティーか何かの時に隣の席におられて、私の写真集の構想を「放言」した折に、章の先頭のページにその章の内容を象徴する字を書いてもらえませんかとお願いしたのが交流の始まりでした。
いや実際そんな軽々しく「書いて」と頼める人ではなかったのですが、知らぬが仏というか、盲目者蛇に怖じずというか・・・。
世間知らずとは怖いもので。

それが、「面白そうね」と乗っていただいたおかげで写真集はただの写真の寄せ集めではない品のある格調の高いものになりました。
「写真家」も書家もノウギャラで実行推進に参加するシステムですが、後から考えれば冷や汗ものでしたね。

私は写真関係の方との交流は「京都ファインダー倶楽部」という「余技としての写真を追及するお仲間以外に写真友達はありません。
肌が合わないから仕方がないですね。
多ジャンルの方々の方が学ぶことが多いですし、学びの質も多様で豊かに感じます。まあ、半分は偏見ですが。
この方など、どちらかと言えば保守的で伝統墨守的な世界で革新的な表現を追及されておられますので、とても通じるところがあります。

今回も20代の女性の写真が多くを占めていますが、それでは飽き足らないので、もう少し対象年齢を上げて「素敵な人」の発見に努めたいと思っているのです。
- 2022/11/18(金) 00:00:02|
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