リタイアした後の生活について、色々「助言」するような記事がネット上にあるようですね。
たまたま私の知る範囲の人たちは「今日一日することがない。」など家に閉じこもっている人はいないので、同じ世代の平均値というか中央値というか、そういうものは分かりません。
私はこうして外に出て「どこかにいい人いないかな。」と徘徊していますから、それなりに心は動いています。
ああ、あの人に声をかけたいなあ、声をかけたらいいのに、なぜかけないの、え?!声をかけずに行っちゃうの、だらしがないなあ…などと・・・。
この活動が無かったら・・・かなり寂しいでしょうねぇ。

写真を撮る活動で人にも出会う訳ですしね。 それに写真活動に付随して個展やグループ展があって、今度の個展に関しては夏以来、ガムを噛むように楽しんできているわけです。 その「楽しさ」はコストパフォーマンスがいいのか悪いのか。どうなんでしょうね。
西日が川面に照り映えていて・・・。

実はこの時、カメラのフォワイトバランスの設定が、ギャラリー内で撮ったままでしたので、ひどく青くなっています。
まるで夜に満月が川面の写るのを背景に撮っているようですね。
お二人に声をかけて「シルエットで撮ってもいいかな。」と言いますと、たまたまお二人ともカメラに関心があるタイミングだったようで、快諾してくれました。

片方の人はフィルムカメラを持っていました。
「このカメラでも撮ってくれますか。」というので、もう長い間フィルムではとてちないのでかなり不安でした。ずいぶんオート機能が進んでいるようで、「何とかなったかなあ。」と思いながらも、果たしてどうかという感じです。
オートフォーカスが謹啓、遠景、動きモノの三つの設定になっているという「お初にお目にかかります」というものでした。

もう一人の人は、おじいさんからニコンの名器をいただいたばかりだということで、「でも使い方が分からなくて、教えてほしいんですけど。」というのですが、ニコンにはなじみがなかったですからねぇ。
「おじいさん」は私と同じ世代の少し先輩くらいなんでしょうね。多分。

ファインダーで、かなり明るい川ものキラキラを覗いていましたから、目にはその光の後が派手に残って、背面液晶画面の確認もままならず、それもあって設定のおかしさになかなか気づきませんでした。
撮影が終わったら、もっとも多用する設定に戻す習慣ができていないのは、私の単なるその場限りの性格に由来していますね。

仲の良い若い二人とお話していると、心が軽くなるようです。
- 2022/10/29(土) 00:00:02|
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