瀋陽のある遼寧省は北朝鮮と国境を接しています。丹東市などは観光的に有名です。国境となっている鴨緑江に遊覧船が浮かんでいるそうです。
今回私は隣の吉林省集安という国境の町に行きました。中国では東北部が後発地域で貧しいと考えられていて、さらに遼寧省→吉林省→黒竜江省と北上するごとに貧しさが増すといわれています。黒竜江省まではいきませんがその貧しさの様子を見てください。
以下の写真は集安市の夜の様子です。

正直なところ、街路灯以外は何もない暗い風景を予想していましたが・・・。

「夜宴」KTVとあるのは中国の街にあちこちにある「カラオケ」です。私も一度瀋陽のカラオケに行きましたが、京都のカラオケよりもずっと豪華で快適でした。
この場の右手には鴨緑江が流れていて、すぐ目の前の向こう岸は北朝鮮です。
北朝鮮側には時折走る自動車のヘッドライト以外には、ほとんど光らしものは見えません。
向こう岸からはこちらの様子が見えるはずです。

説明の必要はありませんよね。ケンタッキー(瀋陽にはマクドナルド、吉野家もあれば回転ずしもあります。)です。 ただしそのほとんどが・・日本でと同様に・・中国風に味がアレンジされています。
ですから、元来辛いケンタッキーのフライドチキンは一層辛い!!のです。

街を歩いていると・・。
市民が楽器を持ち寄ってストリートパフォーマンスです。身振りで「写真を撮っていいですか?」と尋ねると、OKでした。

右手にバックを下げて立っている女性はたまたまここに来た女性のようですが、演奏に合わせて気持ち良く歌っています。中国の独特の節回しで、高い声がとてもきれいです。彼女もカメラを向けるとにこやかにいっそう気持ちを込めて歌ってくれました。

公園では・・。
何という名の遊びでしょう。日本の羽根つきの羽を大きくしたようなものを足で蹴って遊びます。日本の蹴鞠を羽でしているといった感じです。
私の職場の周囲でも昼休みなど、これをして楽しんでいる風景をよく見かけます。

この足技を生かしてサッカーをしたら、ボールを地上に落とさないままパスを続けてゴールしてしまいそうです。
足の甲、内外の側面、足の裏、どこでも使います。胸で受けてボレーをしたり、手で払い落として足で蹴ってもいいようです。技は実に多様で奥が深そうです。ジャンピングパス、回転パスなど見ていて飽きません。

そしてその向こうでは・・・。ラテンのミュージック!!ではないのでちょっと調子が狂いますが、見事な社交ダンスの集団です。

かなり気合の入った服装の女性もいます。このカップルを見てください。右手後方には、これまた中国のどこでも盛んなカードに興じています。
こういう周辺に中高生がたむろする姿は見られません。集まっているところが違うのかもしれませんが、とてもたくさん出る宿題に悪戦苦闘していたりするのかもしれません。少なくとも中流以上の家庭の教育熱は大変なものですし、大人の生活と子供領分の区別がかなりはっきりついているようです。ケンタッキーにいる子供は親に連れられた小さな子たちです。 中高生くらいの姿はほとんどありません。
テーマ:写真日記 - ジャンル:写真
- 2012/06/09(土) 01:19:12|
- 瀋陽
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同僚の方にモデルを頼めるほどに職場にも馴染まれたようですし、若いご友人もできて一緒に道行を楽しまれたり、言葉でなくても初対面の方に被写体になってもらうお願いもできるようになって、ブログの更新も頻繁になってこられて。
もう心配はいりませんね。
- 2012/06/09(土) 19:53:32 |
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- Shin-Lu #-
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実は、先週の土曜日以来インターネットの回線が不通となり、ブログやネット検索は無論のこと、メールやスカイプもできませんでした。情報の孤島に取り残されたような状態でした。そのためにコメントへのお返事もできずに申し訳ありませんでした。
おっしゃっていただくほど馴染んだわけではありませんが、それでも街を歩く時に気持ちの余裕が少しだけでてきていることは確かですね。スーパーへの買い物も一人で行きます。当たり前か?!
「もう、心配い」らないからと見捨てないでくださいね(笑い)
- 2012/06/12(火) 14:52:43 |
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- soujyu2 #-
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