
陽射しがあると、今でも水際は気持ちよく感じられますね。
鴨川には何か所かこうした飛び石が設置されています。多分、流速や水深をコントロールする機能も持たされているんだと思います。
ここに来る人の多くが、「わたってみよう。」一人でもカップルでも仲間同士でも、やっている姿はよく見ます。

4,5歳児でも・・・いやそれだからでしょうが・・・「エイッ ヤッ」と跳んで渡ってみせますが、20歳を越した辺りからの女性は、跳べなくなる傾向にありますね。
着地が不安なようです。
高校生くらいまでは「ノー プロブレム」

それはともかく、飛び石の間を流れる水はキラキラと光り、気持ちの良い水音がしますから、日を浴びながらここに座るのは気持ちのいいものです。
幸いこうしていく人来る人の離合ができる場所がありますから、腰を下ろしても大丈夫。
まあ、時々荷物を広げてしまって、通路を塞ぐ困った人たちもいますが、飛び石を渡る人の多くのエチケットはおおむね良好です。
オッと、写真撮影で通行の邪魔をしてはいけませんね。

この人は日本語ができませんでした。そうなると外国語のできない私との意思疎通は大変です。
「撮らせてもらってもいいか?」と訊ねると、「いいよ。撮った写真を数枚送ってくれると嬉しいが・・・。」というので、「送るよ。このメールアドレスに何かメッセージを送ってね。」 といつものカードを渡します。

それで、この人からメールがあったので、今、ポスト オンしているこれらの写真を送りました。
という訳で、先日のアダムからのメールなど、私の受信ボックスには外国人からのメールが何通も入っているわけです。これ自体、自分史から言えば不思議な現象です。 まさに2012年からの新たな現象ですね。

私は、つくづく自分の性格の弱さというか機転の利かなさというか、そういうことについてガッカリします。
この時でも「このまま本を読んでいればいいか?」と訊かれて、「どうぞ読書を続けて・・。」というのはいいんですが、
最後の瞬間ぐらい、「じゃあ、ちょっとこちらに視線を向けて・・・。」くらいは言ったらいいのにと、後になって散々反省します。
彼の「思い出の写真」という意味においても、その方がいいでしょう?!
サービス精神にも欠けるんですね。

せっかくの読書の邪魔をしてはいけないという気持ちと、対話ができないということがそれに拍車をかけているんですね。

せめて、「あ、こんな写真にしてくれたんだ。」と喜んでもらえるものにしたいのですが。

だって、ポートレートフォトグラファーだと自己紹介しちゃってるんですから。
- 2022/10/15(土) 00:00:05|
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