私が歩いていると・・・というより徘徊していると・・・若者が一人手を振って「おじさん何してるの?」と訊くのです。
「う~ん、・・・そうだね、写真を撮る「被写体」を探してね、面白い人、魅力的な人を見つけるために歩き回っているんだけど・・・。」
「へ~ぇ。」

「それにしても日本人には珍しいタイプだね。見知らぬ人に親しく声をかける君は。いいね、それ。」

この二人はホンの2,3時間前にあって「ここでしゃべっている。」関係で、友達同士とかじゃないんだそうです。
先ほど手を振ってくれた方が声をかけたんだそうで、、「同じような境遇なんで・・・。」という事でした。

その共通の「悩み」についてはここに書きませんが、青春期の辛い躓きですね。
者の本によれば、ことに最近の若者にはよく生じることのようです。
「おじさんはどうだったの?」 (オジサンもこの年齢の時期には七転八倒であちこちに頭をぶつけてたなあ。ようやく収まったのが、なんと28歳の終わりころだったからね。酷かったね。)

一人は「今日が二十歳の誕生日。」 もう片方は22歳だそうです。
全く見知らに二人が偶然ここで出会って悩みを打ち明け会えたのですねぇ。

「もうそろそろ街中に行こうか。」と立ち上がるので、そうかもう行くのかといいますと、
「彼は今日、二十歳になって酒も飲めるようになったので、酒を飲みに連れて行ってやろうかと思って・・・。」
なんていい話じゃないですか。いい若者だ。
四月から笑ったことがないという一人。
今日の酒で笑いあえたらいいね。
- 2022/10/14(金) 00:00:05|
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