「おかあさん」というものの認識もどんどんアップデートしていかないといけないと、私は思っています。
(それはまた「お父さん」や、「妻」や「夫」。あるいは舅、姑もおなじことですが。)
その意味で、今問題になっている旧統一神霊協会と自民党党・保守政治家との癒着は決して軽視できないことだと私は考えています。日本会議も同じですし、神道政治連盟などもですが。

日本の現実的な家族制度や家族習慣、家族意識は現憲法からかなりずれたところにあります。
そのかなりずれた処からさらに封建的な家父長制的な家族制度へと引き戻そうというのが自民党や旧統一神霊協会です。
関西の若い人が「俺のヨメ(嫁)が」などと言っていますし、吉本芸人たちがその言葉と意識を全国に垂れ流していますが、吉本的な文化が自民党的文化意識と親和性がつよいのも、ここに一つの問題点があると指摘するのはあながち見当外れではないと思います。
芸人は師匠やプロダクションにはいった年月日で厳しく先輩後輩の関係性を作られて、プロ野球同様の「体育会系的≒封建的な秩序意識」に塗れています。
それが多くの若者に影響を与えている否定的な側面を心配しています。

この古臭い意識と文化が、新しい、実は古臭い新自由主義文化と資本主義の搾取原理の中で、子育てを本当に大変なものにしてしまっています。
つまりは家族を営むことの困難があまりに大きくなってしまっています。
これ≒少子化状況を解決する能力が現政権にはありません。
消費税を使って全国の病院のベッドを減らし続けるような政権(病院のベッド数を減らすと補助金が出る)に期待できるとも思えませんが。

保育料も依然として高いです。小学校に入れば一挙に教育費が、又高くなります。
二人の子供を育てるというのは経済的にとてもしんどいです。
この子のこんな笑顔が健やかに育っていくには、今の日本、京都では難しい話です。(もっともこのお母さんと子供さんは京都の方ではありませんが)

「またどこかに行きたいね。」と息子さんに話しかけていました。
「北海道に行こうか。北海道だとしたら来年の夏かな。 冬にもどこかに行きたいね。」と。
お利口さんのこの子は沖縄への飛行機も無事に乗りこなしたらしいです。

この子にいい体験をさせてあげたい、いいもの見せてあげたいと考えているようです。
話の様子だと、普通以上に高給をとっているというわけではないようです。 私と同じ庶民かな。

バイバイと元気に手を振ってくれました。
明日は大阪かな。
- 2022/10/11(火) 00:00:04|
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