10月22日には三大学合同の演奏会が京都コンサートであるんですって。
そして彼はそのためのレッスンです。

橋の下で風ているというアドバンテージはあるモノの音量豊かに吹く力をお持ちです。
高音も低音も素直に膨らみをもって響かせています。
まあ、私が偉そうに言う事じゃないですが。

学生生活も少しずつ旧に復しているのでしょう。
しかしこの2年間が失わせた学校文化を十分に回復し継承できるか、それはこの人たちにかかっていますね。
大切な世代です。苦しさも大きかったでしょうが、実りもきっと大きいに違いない。
この困難が学生たちの色々な気づきや深い体験をさせたことでしょう。

大人たち世代はそういう青年をほったらかしにしないで同時代人としての共感をもってつながりたいものです。
そしてそういう課題を学校・先生任せにしないことが大切でしょう。

この人もそうですが、自らこの時代と正対して自分たちの青年期を形作っているのですから、リスペクトしたいものです。

私には、この人たちと「ファインド」することしかできないですが。

私の大切な若い友人が、私たちの京都ファインダー倶楽部を「京都发现者俱乐部」と訳してくれたことで、大いに啓発されました。
「发现者」とは「発見者」の事です。 森羅万象について美や魅力や苦悩や軋轢などの真実を「発見する者」の倶楽部だというのです。
なんてすごいクラブに加入したものでしょうか。
写真を撮るということは、そういう事なんですね。

今日の京盆地は気持ちの良い秋晴れです。白い雲が優しく浮かんゆっくりと東に流れています。 微風です。
リタイア後に「人物写真」を撮ってブログに掲載することをしてきました。それが、明日の28日に累計で1999人となります。
今度11月8日の写真展までに2000人にしたいなと思っていましたが、予想外の展開となりました。
Mさんは、私を紹介してくれる時に「これまで3000人の人を撮ってきた人で、この人の撮る人物写真はいいですよ。」と言ってくれます。別のMさんは「この人は写真家でこれまで1000人の人を撮ってきたんですよ。被写体の人柄を映し出すいい写真を撮ります。」と言ってくれます。そして共通には「撮った人の大部分が女性ですが・・。」と付け加えてくれます。
いずれもうれしい紹介ですが、残念ながら実態とは違います。
職業的な作家さんでしたら個展は生涯に何十回もするんでしょう。顔見知りの、ある水墨画をされている人は一年に5~6回は個展をされているんじゃないでしょうか。
わたしはリタイア後の活動ですし、プロでもありません。が、生涯10回は個展をしたいと目標を立ててきました。問題は回数じゃない、その質だと言われるでしょうが(ごもっともな考えです)、10回をした時に、あるいはその先に見える世界はどんなだろうと思って目標を立てました。11月の個展は9回目のものです。
撮影させていただいた累計人数が2000人になった時に「この方は過去に撮らせていただいた方かも知れない。曖昧なままカウントするのはやめよう。」と累計数を1999に戻しました。
2000人に到達した時の感覚は、なんだかとても寂しいようなむしろ無感動なモノでした。2000人より1999人の方はずっといいなあと思いました。
リタイア後に3次5カ年計画を立てました。今はその第3次目の中にいます。・・・こういう風に書くと、何だか私が人生を計画的に意識的に生きているように見えてしまいますが、実際はその対極的なずぼらな生き方をしています。・・・その三期目が終わるまでに、・・・更に○○人撮ろうと目標を立てようと思います。
- 2022/09/27(火) 00:00:03|
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