タイトルは「遼寧省見て歩記」のほうがよいかもしれませんね。
元来「素敵な人たち」を撮りたい願望が強いので、「人を撮ることに飢えています。」
そこで事情を話して協力していただきました。
こうした多人数での行動の時にカメラを持つと、一人だけ遅れてしまったり、行方不明になってしまいかねないし、楽しい空気を乱しても困りますので、「観光写真」の範囲を出ないようにするよう努力しています。自分としては・・・・!?
幸い快く「被写体」になっていただきました。

池に柳に中国女性。

日本人と変わらない体格の方ですが、他の中国人と同じように、とてもよく食べます。わざわざポーズもとってくれました。
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一応、我々が「接待」されていることになっていますので、いろいろお気遣いいただいているのですが、われわれ日本人一同満腹の上に、さらに食べて、やあよく食べたとお腹をさすっていると、彼女は後ろを振かえって、「まだ料理が来ていません。」というのです。
テーブルの上は、皿の上に皿を積んで料理が出てきます。とても食べきれません。でも彼女も彼も「どうぞ、食べてください。」と勧めてくれるのです。テーブルにあふれんばかりの料理で歓待し、平らげることができないほど満足させるのが中国式の歓迎の仕方のようです。
(食堂のおばちゃんのような人を撮りたいんだがな。)
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ここは「泥風呂」で有名な保養地です。ただの温泉ではなく医療的な指導などもある施設のようです。プールもあります。
掲示板には中国語とロシア語が並んでいますし、ロシア人の姿も見えます。

泥風呂の様子は写せませんが、泥というほどではなく砂風呂ですね。おしりとかかとが「熱い!」
でも泥をスコップでかけてくれる人は実に上手で、砂は顔にかかりませんし、胸に無用な圧力がかからないように巧みに泥をかけていきます。我々が「あつ~っ」とうめくと「アツ~ッ」と復唱してくれます。
混浴です。
そして確かに泥風呂もありました。湯の深さは30センチメートルくらいで、底に泥が積もっています。細かい泥ですから、掘って体に塗ります。若い女性の同僚は顔にパックしていました。空気枕がありますので、淵においてそこに頭を乗せてゆ~ったりと体を延ばします。思わず眠りにおちそうです。
プールにも行きました。中国に来て泳ぐことになろうとは。25メートルくらいのプールです。日本のきれいなプールに慣れた目からすると、少し抵抗がありますが、わざわざ水泳パンツも買って持って行ったし、そこでキャップも5元で買ったし、泳がないわけにはいきません。でも25メートルを2往復してやめました。
脱衣所で、体が濡れているのでシャツがうまく着られないでいると、若いスタッフが近づいてきて無言で背中のシャツを下してくれました。笑顔のサービスもなく、ともすればスタッフ同士でおしゃべりしているような・・一見・・愛想のないスタッフたちですが、下足預かりのところでも「靴べら借りていい?」と身振りで訊ねると、さっと差し出してくれました。
「我是日本人。」 君たちの写真を撮っていい?
そしてそのショットです。このにこやかな眼差しのどこに「反日感情」があるでしょう?!

久しぶりのカットです。
(⇔)
テーマ:写真日記 - ジャンル:写真
- 2012/06/06(水) 01:13:43|
- 瀋陽
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瀋陽の地下鉄の車内モニターには「微笑」を送れば「微笑」が返ってくる、そんな街にしましょう!みたいな啓発ビデオが流れています。言葉のできない私はもっぱら「笑顔」外交です。
- 2012/06/08(金) 08:50:05 |
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- soujyu2 #-
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