昨日の続き。
この人は二十歳だそうです。何と、この写真展のために東京から来ているんだとか。
先日の冒頭の人が面倒を見ているようです。

この人は、このギャラリーで年に二回写真展を開いて、自分と仲間にその機会を作っているようです。
一面ワイルドなキャリアも持ちますが、色気のある面倒見の良い好男子・・・・かな。
私のような老体にも気を使ってくれます。
最初に出会ったのは、この近くにある別のギャラリーでの写真のグループ展を私がのぞいた時でした。
その時に「あ、この人は自分を持っている人だなあ。」と思いましたし、精神において「任侠」の人かもしれないなと感じました。
私はそういう人を発見するとすぐに気に入ってしまいます。
酒のすきそうだし、強そうですねぇ。

彼の愛機と共に。手に入れたのはそれほど前ではないのだけれど使い込んで塗装が剥げ、レンズのフードは角が凹んでいます。
相当に気に入っているようです。
フィルムカメラ時代には、カメラを「愛機」と言っても、違和感はなかったのですが、今はほんの一時の、道具でしかないですね。
思い入れの本気は移ろう浮気へと変わっています。

暗い部屋の中で、作品本位の照明だと(その証明自体暗いものですが)、なかなか陰影がつけにくいので、窓際に来てもらいました。
せっかく白黒で撮るんですしね。

お客さんが来ました。
いえ、作品参加者です。 鴨川の岸を散歩する老夫婦を撮っていました。
同じように鴨川を歩いて撮っていても、私にできないことをしています。

やっぱり若い人たちの写真展はいいですね。 刺激的です。
- 2022/07/18(月) 00:00:02|
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