日本では毎日のように自転車に乗っていたのです、こちらに来てからはほぼ毎日デスクワークですから、お腹のあたりが心配です。
ですから、意識して散歩するようにしています。この辺りは工場や研究所が多いので、通勤時以外は案外静かなのです。しかも「新区」ですから、比較的に新しい「新開地」です。
私の職場付近です。 右手の石碑に私の職場の名前が書いてあります。
柳やニセアカシヤの並木が続きます。今はニセアカシヤの赤や白の花が満開です。この写真は少し以前のものです。
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この日写真を撮ろうと思い立ったのは、晴れたから!でもありますが、雲が浮かんでいたからです。
瀋陽は平たんな地がどこまでも続くせいか、雲が流れたり、浮かんだりすることが少ないのです。晴れれば空の全部が晴れ!、曇れば全天曇り!!の、どちらかが多いのです。ですから啄木のように「雲は天才である」などという詩は書きにくいのです。

並木は実に意識的に植えられています。そのうえ植林は一条でなく二列参列であることが少なくないのです。御覧のように人間の歩く「歩道がない!」のです。どこを歩けばいいんだろう?!
樹木の性質なんでしょうか、それとも植林の技術の問題なんでしょうか、あるいはまた建設のための工事車両が乱暴なのでしょうか、倒木や太い枝の折れが目立ちます。

この道はつい最近つながったばかりです。ずっと放ってあったのに「あっという間に」つながりました。

「運河」だといわれている川沿いに遊歩道が作られました。
川の水はどちらに流れているかわからないくらい「たまっています。」
でも、ちゃんと今来たのとは逆方向に流れています。未整備な場所が多いし、驚くほどごみが捨てられている場所もありますが、冷蔵庫やテレビが捨てられていないだけ日本よりましかもしれません。きれいに整備しようと、日ごとにお姿を変えています。でも工事の人の姿を見ることはめったにありません。「昼は人つくり、夜は神つくる」ようなでき方で工事が進んでいます。
来たばかりのころは枝ばかりの周囲の木々がすっかり緑の服を着ています。

そして、二、三日、別のコースを歩いていたら、こんなものができていました。よく公園に見かける健康器具です。
あまり人通りの多くないこの遊歩道ですが、今まで私以外が使っているのを見たことがありません。
あまり動かすことのない筋肉を動かしたり、案外気持ちがいいですよ。
でも、中には使い方の分からないものがあったり、二人向き合って使うはずなのに、もう一人はどこに立ったらいいの?という設置になっているものあって笑えます。
国民の健康増進を気遣う行政なんでしょうね。
テーマ:写真日記 - ジャンル:写真
- 2012/05/28(月) 01:32:09|
- 瀋陽
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